柳嶋耕太・谷郁 合唱指揮ゼミナール2024
第4回&第5回合唱受講生募集開始!
「柳嶋耕太・谷郁 合唱指揮ゼミナール2024」では、第4回と第5回でモデル合唱団と一緒に合唱団員として歌いながら学ぶ「合唱受講生」を以下の通り募集いたします。
様々なタイプの指揮者の指揮で歌うことで、指揮者を見る目を養い、合唱団員の視点から合唱指揮の重要性を認識できる機会となります。
第5回の終了後には、国の重要文化財である京都文化博物館・別館ホールで行われるコンサートでその成果を発表いたします。
同時に聴講生も募集しております。合唱指揮者・指導者から合唱団員まで合唱指揮に興味がある方のご参加をお待ち申し上げます。第4回
日時 2025年2月23日(日) 10:00~17:00(途中休憩あり)
会場 本町駅前スタジオ
〒550-0005 大阪市西区西本町 1-3-4 大阪陶磁器会館3階
(大阪メトロ御堂筋線・中央線・四ツ橋線「本町駅」19 番・20 番出口から徒歩1分)
内容 合唱団との協働(1)
合唱団とのリハーサル実践 /各個人へのレビュー第5回
日時 2025年2月24日(月・振休) 10:00~17:30(途中休憩あり)
会場 京都文化博物館・別館ホール
〒604-8183 京都市中京区三条高倉
(京都市営地下鉄「烏丸御池駅」5番出口から徒歩3分/阪急京都線「烏丸駅」16番出口から徒歩7分)
内容 合唱団との協働 (2)
直前リハーサル /ミニコンサート講師:柳嶋耕太、谷郁
合唱団:合唱受講生&Osaka Bay Mixed Choir演奏曲
・G.P.da Palestrina:Sicut cervus
・E.Elgar:My love dwelt in a Northern land
・M.Haydn: Tenebrae factae sunt
・W.Byrd: Agnus Dei (Mass in 3 voices)
・J.Brahms: Waldesnacht
・M.Drufle: Ubi caritas
・丸尾喜久子:ちいさいはなびら
※楽譜の入手方法は、お申し込み後ご案内いたします。合唱受講 10,000円(第4回・5回 20名程度)
聴講 各回6,000円(第4回・5回 20名程度)主催:株式会社コーラス・カンパニー
協力:Osaka Bay Mixed Choir
歌い手の呼吸と共にある指揮を学ぶ
ドイツ・オーストリアで研鑽を積んだ柳嶋耕太、谷郁両氏を講師にお迎えし、少人数でじっくり学ぶゼミナール形式合唱指揮講座が京都でスタートします。
ヨーロッパの音楽大学の合唱指揮科のカリキュラムのエッセンスを取り入れたこの講座では、指揮法とリハーサルの組み立て方を学び、最終回のミニコンサートでは、モデル合唱団を指揮して講座の成果を披露します。
《講師のメッセージ》
昨年、大阪にて2日間の合唱指揮ゼミナールを開講し、関西圏を中心とする多くの熱心なみなさんと合唱指揮というわざの世界で交流を持つことができたことをとても嬉しく記憶しています。 このたび、コーラス・カンパニーのご協力により、ふたたび関西での指揮ゼミナールの実施機会をいただきました。
今回は、前回打ち立てた「歌い手の呼吸と共にある指揮」という最重要テーマはそのままに、さらに内容を拡大し、全5回、ぜんぶで10ヶ月に渡るコースとして生まれ変わりました。指揮法のみならずリハーサル法もきっちり体系的に学んだうえで実際のモデル合唱団に面してミニコンサートをおこなうという、より実践的・実戦的な内容を用意しました。
講師は昨年から引き続き柳嶋耕太が指揮法を担当するのに加え、リハーサル法を新たに谷郁が受け持ちます。
指揮法(第1回、第2回)では、「歌い手の呼吸と共にある指揮」というテーマのもと、合唱の響き作りの担い手である歌い手を指揮者という立場からどう助けることができるか、という視点を一番大切にして学びます。いわゆる指揮の「型」から学ぶやり方とは少し違うアプローチです。
リハーサル法(第3回)は、リラックスした集中のなかで最大効率で歌い手から自由な音楽を引き出す谷さんのリハーサル術の秘密を直接学ぶことができる、東京圏でもめったに聞けないようなものすごく貴重な機会となることでしょう。
第4回、第5回はそこまでの総集編として、実際のモデル合唱団と協働してのリハーサルとコンサート本番に臨みます。実際の合唱団を前にしたとき、これまでに準備したことがどのように効いてくるのか、あるいはどのようなイレギュラーが発生するのか、そしてそれにどのように即興的に対応していくのか。指揮者としての「本当の仕事」を通して、学んできたことを確かな経験としてそれぞれのなかに落とし込み、合唱音楽をこれからより楽しむための糧としていただけたら、と願っています。
本ゼミナールは、経験を問わず、指揮者という立場から合唱音楽をつくりあげることに興味があるすべての方に門戸を開いています。これから学生指揮者、団内指揮者としてつとめる方はもちろん、すでにプロとしてご活躍の方にとっても、新しい視点・新しい感覚を得たり、合唱指揮というわざをご自身の中に改めてマッピングする絶好の機会となることでしょう。
なお本ゼミナールは全てグループレッスンの形式をとり、機会に応じてゼミ生同士での意見交換を行うこともまた大切にしたいと考えています。ゼミナールという「場」の力によって、上意下達の教え以上にそれぞれにそれぞれ特有の発見と学びがある機会となることを期待しています。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています! (柳嶋耕太)
講座概要
講座名 | 柳嶋耕太・谷郁 合唱指揮ゼミナール2024 |
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講師 | 柳嶋耕太、谷郁 |
日程・内容 | 【第1回】終了 2024年6月16日(日) 10:00~17:00(途中休憩あり) 合唱指揮法基礎(1)「呼吸とともにある指揮」のために 立ち姿、基本動作/「打点」のディテール /楽曲を用いて 講師:柳嶋耕太 【第2回】終了 【第3回】 【第4回】 【第5回】 |
会場 | 第1回~第3回 音楽スタジオcasa masa musica 617-0828京都府長岡京市馬場川原41-24(JR京都線・長岡京駅東口より徒歩7分) 第4回 本町駅前スタジオ 第5回 京都文化博物館・別館ホール |
受講料(税込) 定員 |
【指揮受講】 ※申し込みの受付は終了しております。 【合唱受講】 10,000円 定員(第4回・5回 20名程度) 第4回と第5回でモデル合唱団と一緒に合唱団員として歌いながら学ぶコースです。 【聴講】 各6,000円 定員(第4回・5回 20名程度) ※第3回の聴講は定員に達しました。 |
アーカイブ動画 | なし |
主催 | 株式会社コーラス・カンパニー |
協力 | Osaka Bay Mixed Choir |
指揮受講のエントリーは終了いたしました
指揮受講者として指揮法レッスンを受け、合唱団を指揮します。
指揮受講生
磯部里奈、喜瀬弘望、小橋遼、酒井輝美、高橋弘樹、忠末恵佑、山本尚義(敬称略・50音順)
連動企画
柳嶋耕太コーラス・ワークショップ2023
混声3部合唱で名曲を歌う ~ SAM-Klangシリーズの紹介と実践
2023年5月28日(日)
時間:14時30分~17時30分(途中休憩あり)※受付開始15分前
会場:大阪市中央会館(大阪市中央区島之内2-12-31)
受講料:一般3,000円 学生2,000円
詳細・お申し込みはコチラよりどうぞ
講師プロフィール
柳嶋耕太(やなぎしま・こうた)
合唱指揮者。ドイツ・ザール音楽大学指揮科卒業。2015年にドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム研究員に選出され、ベルリン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名合唱団を指揮。2017年秋完全帰国。以来、vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、横浜合唱協会、Chor OBANDESをはじめとする多数の合唱団で常任指揮・音楽監督を務める。オルケストル・アヴァン=ギャルド、プロムジカ使節団などの新進気鋭の古楽オーケストラとも指揮で共演するほか、(株)コーラス・カンパニー主催の合唱指揮講座講師を務めるなど後進の育成にも力を入れる。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。
谷郁(たに・かおる)
国立音楽大学声楽科を卒業後、合唱指揮を学ぶために渡欧。ウィーン国立音楽大学指揮科を経てグラーツ芸術大学大学院合唱指揮科を修了。2017年に帰国し、現在は首都圏を中心に合唱指揮者として広く活動している。 これまでに合唱指揮を花井哲郎、エルヴィン・オルトナー、ヨハネス・プリンツの各氏に師事。vocalconsort initium、Hugo Distler Vokalensemble、Tokyo Bay Youth Choir、男声アンサンブル聲の常任指揮者。Osaka Bay Mixed Choir音楽監督。他客演指揮及び指導合唱団多数。
Osaka Bay Mixed Choir
大阪府内で活動する混声合唱団。千葉県浦安市で活動するTokyo Bay Youth Choirに影響を受け、2024年3月に創立。指揮・音楽監督に谷郁(たに・かおる)氏をむかえ、少人数でのアンサンブルを大切にしながら、基礎から着実に積み上げていく演奏を目指している。
※この講座は対面で開催いたします。アーカイブ動画の配信は予定しておりません。
※お客様のご都合による欠席の場合、返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
※お申込み・お支払い完了後、参加方法を記載したメールがお手元に届きます。お申込み後、2日経ってもメールが届かない場合は、弊社までご連絡ください。携帯電話の迷惑メールフィルターの設定で、@zoom.us / @choruscompany.com からのメールを「受信する」にしてください。