ご挨拶

この度、京都御所西の地に「コーラス・カンパニー」を開業いたす運びとなりました。
これもひとえに、皆様のご支援の賜物と心より感謝しております。

「コーラス・カンパニー」 は、私が30年以上にわたって合唱に関わる仕事に携わってきた中で、“こんなことができたら、もっと「合唱」が楽しくなるのでは、もっと「合唱」が豊かなものになるのでは”と感じていたことを形にするものです。

「合唱」は人と人とが同じ場所に集まり、さまざまな声をひとつに融合させて美しい音楽を生み出します。
インターネットの発達により、現実の人間関係が希薄になり、また自分たちさえよければ良いという利己主義的な考えが強まっているいまの社会において、究極のコミュニケーション手段ともいえる「合唱」が果たす役割はますます重要になるものと考えます。
そのためにも「合唱」がさらに魅力的なものになる必要があるでしょう。

生まれたばかりの「コーラス・カンパニー (合唱仲間)」を、皆様が“集い・学び・発信する場所”としてご活用いただけますと幸いです。

株式会社コーラス・カンパニー
代表取締役 服部 敏

推薦のことば

世の中には幾千の職業があるが、今、既知の分類に属さない仕事が始まろうとしている。

日本中の「合唱オタク」の間でその名を知らぬ者はない服部敏氏が「CHORUS COMPANY」を立ち上げられることになった。その詳しい内容や心意気はここに書かれている通りであるが、私の知る限りそれはまさに「先人が踏み込んだことのない仕事」であり、その意義や役割は言うまでもなく、合唱人にとってまさに「全力で支えるべき英断」なのである。

合唱活動が盛んと言われるわが国において、「アカデミックな視点」が求められている。それは権威主義ではなく、さらに深く入り込むために必要な啓蒙なのである。

また、アルファベットの「C」は、それが用いられる接頭辞の印象もあって「共に」という概念を連想させる。
会社名の「C・C」が、合唱を媒介とする人の結び付きを感じさせるのは偶然ではない。

この「深さ」と「広がり」が「CHORUS COMPANY」の真骨頂であろう。大いなる飛躍を期待するものである。

大阪音楽大学学長/合唱指揮者
本山 秀毅