宮崎晴代オンラインセミナー「楽譜から見る合唱音楽のはじまり」 (全3回)

「楽譜」から合唱音楽の歴史を学ぶ

今、私たちが楽しんでいる「合唱」はいつ、どのように始まり、人々はどのように楽しんでいたのでしょうか?
録音技術がなかった古い時代の音楽のことを知る手掛かりは、唯一残された「楽譜」のみです。
この講座では、中世・ルネサンス音楽研究者の宮﨑晴代先生を講師にお迎えし、「楽譜」を通して「合唱音楽」が始まってからルネサンス時代までの音楽を学びます。

《講師からメッセージ》
合唱音楽の長い歴史を紐解くと、そこに書き残された楽譜の数々から、当時の合唱人が音楽とどのように向き合っていたのかが見えてきます。今回の講座では、入門編として、グレゴリオ聖歌のネウマ譜からルネサンス時代の白符計量記譜法まで幅広く取り上げ、オリジナル楽譜から聞こえてくる「合唱」の響きや当時の合唱人の姿に迫ってみましょう。写本の中には、ほっこりするような書き込みや、今と何も変わらない合唱人の姿なども残されていますので、それらも一緒にお楽しみいただけたらと思います。

(宮崎晴代)

宮崎晴代オンラインセミナー「楽譜から見る合唱音楽のはじまり」

講座概要

講座タイトル 宮崎晴代オンラインセミナー「楽譜から見る合唱音楽のはじまり」
講師 宮崎晴代(中世・ルネサンス音楽研究者)
日程・内容 2024年
第1回 3月10日(日)
グレゴリオ聖歌と初期多声曲:音の高さと長さを、どう表したのか。
第2回 4月14日(日)
ギョーム・ド・マショーとギョーム・デュファイ:中世からルネサンスへ
第3回 5月12日(日)
ルネサンス時代の白符計量記譜法による様々な合唱曲
時間 各回とも14時00分~15時30分(90分)※受付開始30分前
受講料 3回通し6,000円(税込)※各回の受講設定はございません。
アーカイブ動画 あり・視聴期間2024年6月30日(日)まで

申込方法

下記「受講申込をする」ボタンよりお進みください。( 受講までの流れはこちら

講師プロフィール

宮崎晴代(みやざき・はるよ)

武蔵野音楽大学大学院修士課程音楽学専攻修了。米国フロリダ州立大学大学院博士課程でCertificate in Early Musicを取得後、東京大学先端科学技術研究センター協力研究員として、音楽における時間論と記譜法を研究する。大学で中世・ルネサンス時代の音楽理論研究を行う一方、中世音楽合唱団に所属し、演奏活動も行っている。日本音楽学会、国際音楽学会、アメリカ音楽学会、西洋中世学会各会員。著書『バロック音楽の名曲』(2008)、共訳書『グロケイオ「音楽論」全訳と手引き』、『ミクロログス(音楽小論):全訳と解説』など。東京藝術大学、武蔵野音楽大学、昭和音楽大学、など各講師を歴任。2023年4月よりNHK-FM番組「古楽の楽しみ」パーソナリティ。

オンライン・セミナーについて

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