海外で学んだ4人の指揮者による座談会付きワークショップ
「歌って学ぶヨーロッパの合唱作品」

オーストリア、フランス、フィンランド、ドイツで研鑽を積んだ4名の合唱指揮者による合同ワークショップが、コロナによる2度の延期を経てついに実現します!
4つの国の合唱作品を、その国で学んだ指揮者の指導のもとで歌い、その特徴や指導法などの違いを楽しみながら学びます。
途中に行う座談会では、4人が留学に至った想い、その準備過程や留学中の苦労話などを各国の合唱教育事情とともにお話しいただく予定になっていますのでこれから留学を考えていらっしゃる方には大変参考となることでしょう。

連動企画の「オンラインで学ぶヨーロッパの合唱作品」では、ワークショップで演奏される曲の解説や歌詞の発音が学べますので、理解を深めるためにもぜひ合わせてお申し込みください。

海外で学んだ4人の指揮者による座談会付きワークショップ 歌って学ぶヨーロッパの合唱作品

講座概要

講座名 海外で学んだ4人の指揮者による座談会付きワークショップ
「歌って学ぶヨーロッパの合唱作品」
日時 2023年10月15日(日)10:30~16:30(途中休憩あり) ※受付開始10:00
会場 J:COM浦安音楽ホール ハーモニーホール
〒279-0012 千葉県浦安市入船一丁目6番1号
タイムスケジュール 10:30-11:20 オーストリアの合唱作品 (講師 谷郁)
講習曲 Anton Heiller: Grad Dort/ケルンテン民謡: Bist du nit bei mir
11:25-12:15 フランスの合唱作品 (講師 浜田広志)
講習曲 Camille Saint-Saëns: Les fleurs et les arbres
(2023年度全日本合唱コンクール課題曲)
12:15-13:15 昼休憩
13:15-14:00 座談会 (司会進行 谷郁)
14:05-14:55 フィンランドの合唱作品 (講師 堅田優衣)
講習曲 Toivo Kuula: Venelaulu/ Jean Sibelius: Venematka
15:00-15:50 ドイツの合唱作品 (講師 柳嶋耕太)
講習曲 Felix Mendelssohn Bartholdy: Zum Abendsegen (Herr, sei gnädig)/
Max Reger: Der Mond ist aufgegangen
15:50-16:20 アフタートーク・質疑応答

※楽譜の入手方法につきましては、お申し込み受付時にご案内いたします。

受講料 一般4,500円 学生3,500円
定員 100名
アーカイブ動画 なし

申込方法

下記「受講申込をする」ボタンよりお進みください。

講師プロフィール

堅田優衣 (かただ ゆい)

桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科卒業後、同研究科修了。フィンランド・シベリウスアカデミー合唱指揮科修士課程修了。自然な呼吸から生まれる声・サウンド・色彩を的確にとらえ、それらを立体的に構築することを得意としている。合唱指揮者・作曲家として、全国各地で活動。Noema Noesis芸術監督・指揮者、女声合唱団pneumaを主宰。これまでに、カワイ出版から「志士のうた」、フィンランド・スラソル社より「Ave Maria」「UPOPO」「ホトトギス」などを出版し、オンライン楽譜サービスChoralworks.fiより「てまんかい-奄美の八月踊り」「psyche」などを発表している。近年は、離島の祭事をテーマに創作活動を行う。また、2020年より行動生理学研究室にて、多彩な表現を可能とする合唱指導法を研究。2022年アメリカの査読付き医学雑誌Journal of Voiceより、論文”Effects of Warm-up Focused on the Mind-Body on Choral Performance 心身に意識を向けるウォームアップの合唱演奏における効果” (堅田優衣、吉田直美、北一郎著)を発表した。現在、東京都立大学大学院人間健康科学研究科客員研究員。

谷郁 (たに かおる)

国立音楽大学声楽科を卒業後、合唱指揮を学ぶために渡欧。ウィーン国立音楽大学指揮科を経てグラーツ芸術大学大学院合唱指揮科を修了。2017年に帰国し現在は日本で首都圏を中心に幅広く活動している。 Tokyo Cantatにおける第5回及び第6回 "若い指揮者の為の合唱指揮コンクール" いずれも第2位。ポーランドで行われた第7回合唱指揮コンクール "Towards Polyphony" では審査員特別賞及び、ベストパフォーマンス賞を受賞。ポーランドのプロ合唱団NFM Choirから客演指揮者として招聘を受けるなど、国内外で高い評価を得ている。 これまでに合唱指揮を花井哲郎、エルヴィン・オルトナー、ヨハネス・プリンツの各氏に師事。 vocalconsort initium、Hugo Distler Vokalensemble、Tokyo Bay Youth Choir、男声アンサンブル聲の常任指揮者。他、客演指揮及び指導合唱団多数。

浜田広志 (はまだ ひろし)

京都大学文学部卒業(言語学専修)。洗足学園音楽大学大学院声楽専攻を首席で修了。2014年第18回日仏声楽コンクールにて第3位を受賞。 新国立劇場合唱団をはじめとする合唱団やアンサンブルのメンバーとして活動したのち、2015年にフランスに留学。パリ・エコールノルマル音楽院にて声楽を、オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方音楽院にて合唱指揮とバロック声楽を学ぶ。パリ市内外でバッハのカンタータのソリストとして多く出演。また、Lucia Ronchetti作曲 オペラ ”Inedia Prodigiosa(奇跡的飢餓)” のフランス初演にて合唱指揮者デビューを飾る。第8回JCAユースクワイアではアシスタントコンダクターを務めた。 2019年に帰国し、歌唱・合唱指揮の両面で活動の場を広げている。現在、電気通信大学グリークラブ常任指揮者。Ensemble Sacrée Musique代表。東京バロックスコラーズ指導者・ボイストレーナー。vocalconsort initiumメンバー。emulsionメンバー。合唱人集団「音楽樹」会員。

柳嶋耕太 (やなぎしま こうた)

合唱指揮者。ドイツ・ザール音楽大学指揮科卒業。2015年にドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム研究員に選出され、ベルリン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名合唱団を指揮。2017年秋完全帰国。以来、vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、横浜合唱協会をはじめとする多数の合唱団で常任指揮・音楽監督を務める。オルケストル・アヴァン=ギャルド、プロムジカ使節団などの新進気鋭の古楽オーケストラとも指揮で共演するほか、(株)コーラス・カンパニー主催の合唱指揮講座講師を務めるなど後進の育成にも力を入れる。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。

※この講座は対面で開催いたします。アーカイブ動画の配信は予定しておりません。

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