安積道也 教会音楽講座特別編「宗教合唱曲公開レッスン」

宗教音楽のエキスパートによる指導を見て・学ぶ

ハイデルベルク教会音楽大学合唱指揮科教授・安積道也先生による待望の対面講座が実現します!
受講団体への指導を通して、宗教曲の背景や演奏方法について学ぶ公開レッスン形式の講座です。
宗教音楽のエキスパートの指導に触れることができる貴重な機会となります。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

《講師からメッセージ》
これまで画面越しに一方通行の講義をしてきました。しかしこの度、対面にてしかも実際の合唱団を指導しながらお話しできることになりました。この機会を心から感謝しています。

今回の講習会にお持ちいただく三作品は、それぞれ異なった背景と役割を持つ合唱曲ですが、偶然ながら「イエスの受難」や「死」というテーマを共有しています。どの歌詞も宗教曲の分野ではよく知られたテキストですので、きっと同じタイトルで他の作曲家の作品をご存知の方も多いでしょう。

講習会では、テキストの意味内容やそのキリスト教的背景、また作曲目的など、作品を理解するにあたって必要な情報を短くまとめてお伝えしながら、実際の演奏指導にあたります。まず、何を根拠にどこを目指すのかということを明確にし、それをどのように演奏に反映させるのか、という具体的な合唱技術の指導につなげていきたいと思います。

合唱団、聴講生の皆様とお会いできることを楽しみにしています。(安積道也)

安積道也 教会音楽講座特別編「宗教合唱曲公開レッスン」

講座概要

講座タイトル 安積道也 教会音楽講座特別編 宗教合唱曲公開レッスン
講師 安積道也(ハイデルベルク教会音楽大学合唱指揮科教授)
日程 2022年9月10日(土)
時間 18時30分~21時00分(150分・休憩あり)受付30分前
会場 長岡京市中央生涯学習センター 3Fメインホール
〒617-0833 京都府長岡京市神足2丁目3-1(JR京都線・長岡京駅 徒歩2分)
聴講料 2,000円(税込)
受講団体と
演奏曲
1.アンサンブルESCA (指揮:梶田慶太) [女声]
  Kim André Arnesen作曲《Ubi Caritas et Amor》
2.男声合唱団えん (指揮:忠末恵佑) [男声]
  Felix Mendelssohn 作曲《Beati mortui, Op. 115-1》
3.CORO PANTHEON (指揮:三浦真理子/ピアノ:山本紗佑里) [女声]
  Gabriel Fauré作曲《Requiem Op.48》より〈Agnus Dei〉

申込方法

下記「受講申込をする」ボタンよりお進みください。

第1シリーズ、第2シリーズの動画は、動画配信サービス
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講師プロフィール

安積道也(あづみ・みちや)

シュトゥットガルト、並びにフライブルク国立音楽大学にて教会音楽家A課程と大学院合唱指揮科を最優秀で修了。ドイツ国家資格教会音楽家最高位(A級カントール)取得。2004年第1回バイロイト合唱指揮者コンクール優勝。2007年アルテンブルク国際オルガン即興アカデミー・ファイナル・コンサートプレーヤー。在独中、ギュンタースタール聖マリア教会音楽監督とフライブルク独仏合唱団常任指揮者を兼任。これまでに、合唱指揮をM.シュルト–イェンセン、D.クルツ、H.M.ボイエレに、管弦楽指揮法をS.サンドマイヤーに、オルガンをJ.ラウクヴィック、H.ドイッチュに、グレゴリオ聖歌をG.ヨッピヒに、声楽をE.B.ヒレマン、B.ゲルトナー各氏に師事。
2009〜2019年西南学院音楽主事。在任中オラトリオ作品に特化した合唱団の設立や、演奏会の企画・演奏など学院の音楽事業を手掛ける傍ら、全国各地で客演指揮、オルガンコンサート、合唱団や講習会の指揮や指導、講師を精力的に務める。教会音楽の演奏と実践を専門とし、アカペラから管弦楽付きオラトリオ作品まで、幅広いレパートリーを持つ。エリザベト音楽大学元非常勤講師、日本オルガン研究会元会員。キリスト教礼拝音楽学会海外会員。

2020年ハイデルベルク教会音楽大学合唱指揮科教授に就任。再びドイツに拠点を移し、後進の育成と教会音楽・合唱音楽の発展に尽力する。
ハイデルベルク教会音楽大学室内合唱団常任指揮者。ハイデルベルク聖ラファエル教会オルガニスト。

※この講座は対面で開催いたします。アーカイブ動画の配信は予定しておりません。

※受講団体は、マスク着用で演奏いたします。

※聴講受講者の皆様には、マスク着用・手指消毒・検温など感染予防対策にご協力をお願いいたします。