本山秀毅 オンライン・ゲシュプレヘス・ゼミナール【第3シリーズ】
J.S.バッハ《イエスはわが喜び》《マニフィカト》（全4回）
本山＆バッハ 〜ファン待望の好評セミナー第３弾！
J.S.バッハの作品を本山秀毅氏が演奏者の立場からわかりやすく解説する、オンラインセミナーの第3シリーズがはじまります。
氏が、主宰する「京都バッハ合唱団」とともに長年行ってきた、解説付きの演奏会「ゲシュプレヘスコンツェルト Gesprecheskonzert （対話のある演奏会）」から名を借りたこのセミナーでは、バッハ作品の聞きどころや、演奏上の注意点を、バッハの宗教観、作曲された時代の歴史的背景、音楽的技法、言語など様々な視点からお話しいただきます。
この第3シリーズでは、バッハのドイツ語のモテット《イエスはわが喜び》とラテン語作品の傑作《マニフィカト》という性格の違う2つの宗教作品を4回にわたって取り上げます。
なお、このセミナーは、7月に開催予定の、『本山秀毅コーラス・ワークショップ2022～ 2つのバッハ宗教作品を歌う』の連動企画となります。
《講師からのメッセージ》
前回の「カンタータシリーズ」に続いて、バッハ「マニフィカト」、モテット第3番「イエスはわが喜び」をテーマとするセミナーをお届けします。この内容は夏季開催予定のワークショップに連動するもので、演奏に参加する上で、作品をより深く理解しその背景を知る機会ともなります。「マニフィカト」は、バッハの作品の中でもコンパクトな規模の中に多彩な音楽の内容を備えた名作です。バッハの作品の中に、それまでの音楽の伝統が生かされていることを再認識することが出来る、また宗派を超えたバッハの世界観が息衝く音楽と言って過言ではありません。モテット第3番「イエスはわが喜び」は、いまさら言を待たない名作です。こちらは新約聖書の中でも、「死」に言及した本質的な内容が反映されているテキストを用いて、極めて「バロック的」と言える構築の中に、普遍的な音楽の世界を創り出しています。合唱の主要なレパートリーであることは言うまでもありませんが、これを機にこの作品の深遠な世界に触れて頂きたいと思います。（本山秀毅）
講座概要
| 講座タイトル | 本山秀毅 オンライン・ゲシュプレヘス・ゼミナール【第3シリーズ】 J.S.バッハ《イエスはわが喜び》《マニフィカト》（全4回） |
|---|---|
| 講師 | 本山秀毅（指揮者） |
| 日程・内容 | 第1回 4月2日（土） イエスはわが喜び① 第2回 5月7日（土） イエスはわが喜び② 第3回 6月11日（土） マニフィカト① 第4回 7月2日（土） マニフィカト② |
| 時間 | 第1回のみ 19時～20時30分 第2回～第4回 10時30分～12時（90分）※受付開始30分前 |
| 受講料 | 4回通し7,000円 ※各回の受講設定はございません。 |
| 課題曲 | J.S.Bach : 《イエスはわが喜び》Jesu, meine Freude BWV227 J.S.Bach : 《マニフィカト》Magnificat in D BWV243 |
| 参考楽譜 | J.S.Bach： Motette 3 / Jesu, meine Freude BWV 227 パナムジカへ J.S.Bach : Magnificat in D BWV243（フルスコア）パナムジカへ J.S.Bach : Magnificat in D BWV243（スタディスコア）パナムジカへ J.S.Bach : Magnificat in D BWV243（ヴォーカルスコア）パナムジカへ ※すべてベーレンライター版 ※マニフィカトは、スコアまたはスタディスコア推奨 ※楽譜はパナムジカにてお求めいただけます。 |
申込方法
下記「受講申込をする」ボタンよりお進みください。
7月開催 ワークショップ連動企画の詳細・申込はこちら 本山秀毅 コーラス・ワークショップ2022 ～2つのバッハ宗教作品を歌う！
講師プロフィール
本山秀毅（もとやま・ひでき）
京都市立芸術大学音楽学部声楽専修卒業。フランクフルト音楽大学合唱指揮科卒業。帰国後はバッハを主とする宗教音楽を中心に演奏活動を続ける。 「バッハアカデミー関西」を設立し、「教会暦によるカンタータシリーズ」によりバッハの声楽作品の全曲演奏に取り組んでいる。1995年にはオレゴンバッハフェスティバルに、また2002年5月にはライプツィヒバッハフェスティバルに招聘され、バッハのミサ曲などを演奏し好評を博した。また一般・大学合唱団の客演指揮者、合唱指導法などの講習会の講師、全日本合唱コンクールをはじめとするコンクールの審査員として合唱音楽の普及にも努めている。同時に関西におけるプロ合唱団とオペラ作品の合唱指揮にも活躍している。第15回藤堂音楽褒賞、2001年京都市芸術新人賞受賞。指揮をヘルムート・リリング、ヴォルフガング・シェーファー・ウベ・グロノスタイの各氏に師事。現在、大阪音楽大学学長・教授、大阪音楽大学付属音楽院講師、びわ湖ホール声楽アンサンブル桂冠指揮者。京都バッハ合唱団主宰。
オンライン・セミナーについて
※このセミナーは、各回終了後に期間限定でセミナーの動画を配信いたします。セミナーの振り返りにご活用ください。また事情でセミナーに遅刻、欠席された方もそちらをご覧いただけます。
※このオンラインセミナーは、Zoomの「ウェビナー」システムを利用して行います。受講者は音声、ビデオともオフの状態での参加となります。
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