【学び舎 遊人シリーズ】
コロナ禍における合唱活動を考える vol.5
オンラインコーラスを通して見えてきた新しい合唱のかたち
~その課題と可能性(全2回)

コロナ禍における合唱活動を考える シリーズ第5弾!

コロナが私たちのライフスタイルを大きく変えたものの一つに“オンライン”の普及があり、多くの合唱団が“オンライン”を利用した合唱活動を模索してきました。このセミナーでは、いち早く“オンライン”を活用した合唱活動に取り組み、成果を残してきた柳嶋耕太さんを講師にお迎えし、坂元勇仁さんがオンラインコーラスの課題と可能性をお聞きします。

《企画趣旨》

2020年、新型コロナウイルスの影響で合唱活動がストップした時、突然現れたのが「オンラインコーラス」でした。自宅ででも合唱が楽しめる!!と、多くの人が飛びついたのはよかったのですが、やってみるとかなりやっかいで、ITの力がないと「こりゃダメだ」と尻込みされた方もいらっしゃったはずです。それに加え「オンラインコーラスは合唱じゃない!」「あれは偽物だ!!」という批判も飛び出し、いやはやどうしたものか…と思ったものです。あれからもうすぐ一年が経ち、少しオンラインコーラスを取り巻く環境も落ち着きを取り戻したように思います。そんなわけで、今回、当初からオンラインによる合唱の活動を続け、オピニオンリーダーとしての役目を果たしてきた柳嶋耕太さんにオンラインコーラスのこれまでとこれからを語っていただくことにしました。全2回の構成で、2回目は全編<質問編>としました。ぜひこの機会にまるっとオンラインコーラスのことを勉強しちゃいましょう。(坂元勇仁)

《講師からのメッセージ》

「オンラインコーラス」と聞いて皆さんは何を想像するでしょうか。コロナ禍において、人と人が一堂に会し歌うことが容易ではなくなったときに、否応なしに「オンライン」ということばの存在感は大きくなりました。それを利用することが、合唱を嗜むものにとってはあまりに残酷な「ステイホーム」期間におけるある種の慰めとなった方もいらしたでしょうし、取り組みを通して新たな発見をされた方も少なくないでしょう。一方で、「オンライン」ということばをずっと苦々しさを伴いながら眺めてきた方も少なくないはず。 ワクチンによる免疫達成以後の社会において、合唱活動が再び、少しずつすべての人の手に戻っていくことを期待しながら、それまでのあと少しの(と思いたい)期間をどう過ごしていくことができうるか、また、その後の「通常の」合唱活動において、コロナ禍の経験のうち何が資産として引き継ぎうるか、そんなことを「オンラインコーラス」を切り口にして一緒に考えたく思います。セミナー中では皆さまからの質問もお受けします。「オンラインコーラス」にまつわる疑問、質問あればぜひお寄せください。 一度、頭をリセットし、建設的な気持ちで2021年の合唱活動を楽しもうと思えるようなセミナーにできればと考えています。(柳嶋耕太)

講座概要

講座タイトル 学び舎 遊人シリーズ
コロナ禍における合唱活動を考える vol.5
《オンラインコーラスを通して見えてきた新しい合唱のかたち
~ その課題と可能性》(全2回)

講師 柳嶋耕太(合唱指揮者、initium ; auditorium主宰)
モデレーター 坂元勇仁(レコーティング・ディレクター、大阪芸術大学客員教授)
日程 第1回 3月8日(月)  オンラインコーラス 2020
第2回 3月22日(月) オンラインコーラス よろず相談
講座内容 ☆オンラインコーラス、って何?
☆オンラインコーラス できること、できないこと
☆オンラインコーラス ケーススタディ ~アマチュアからプロまで
☆メディアが注目するオンラインコーラスの可能性
☆そこから見えてきた新しい世界 ~ オンラインコーラスは合唱の救世主なのか?
☆オンラインコーラス よろず相談
時間 20時~21時30分(90分)※受付開始30分前
受講料 2回通し2,000円(税込) ※各回ごとの受講設定はございません。

申込方法

下記「受講申込をする」よりお進みください。あわせてアンケートへの回答と講師へのご質問もお書きください。

講師プロフィール

柳嶋 耕太 (やなぎしま こうた)

2011年に渡独。ザール音楽大学指揮科卒業。在学中、ドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム研究員に選出、同時にCarus出版より"Bach vocal"賞を授与される。以来、ベルリン放送合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名合唱団を指揮した。2017年秋に完全帰国。vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、横浜合唱協会、Chor OBANDESをはじめとする多数の合唱団で常任指揮・音楽監督を務める。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。

モデレータープロフィール

坂元 勇仁(さかもと ゆうじ)

レコーディング・ディレクター
コーラス・カンパニーにおいて「学び舎 遊人」プロジェクトを立ち上げ、「コロナ禍における合唱活動を考える」シリーズほか多数のオンラインセミナーを企画・実施、モデレーターを務める。現在、大阪芸術大学客員教授、東京音楽大学特任講師、道の駅日光 公共施設 プランニング・プロデューサー。


「学び舎 遊人」シリーズについて

「学び舎 遊人」はレコーディング・ディレクターである僕、坂元勇仁が東京・神保町で開いていたリアルなイベントスペースでした。そこでは数々のイベントを通して多くの人たちが出会い、熱い議論が繰り広げられてきました。スペースは建物の建て替えという事情で2020年4月にクローズとなりましたが、そこで育んだ「理念」を継続するために創設されたのがコーラス・カンパニーの学び舎 遊人プロジェクトです。語り合いたい人、どうしてもその人の想いを伝えたい人、みんなでその英知を共有したい人、そんな人たちとの「語りの場」をリアルな場以上に熱く作り続けていきたいと願っています。どうぞご支援をお願い致します。(坂元勇仁)

※このオンラインセミナーは、Zoomの「ウェビナー」システムを利用して行います。受講者は音声、ビデオともオフの状態での参加となります。

※PC、iPad、iPhone、Androidなど様々なデバイスからご参加いただけます。
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※受講者にはセミナーの模様を録画した動画を限定公開いたします。リアルタイムで参加できない方もそちらにて受講いただけます。動画のご案内は、セミナー終了後2日程度でご案内のメールをお送りいたします。

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