Symposium ジョスカンを学ぶ
ルネサンス⾳楽研究家たちによるシンポジウムです。誰もがジョスカンのことをより深く学び、楽しめる企画です。お話し、ディスカッション、そして演奏もあります!どなたでもふるってご参加ください。
4人の碩学による講演を基点に、ディスカッションを行います。
イベント詳細 Tokyo Josquin Festival 2021 イベントコード[E]
イベント名 | Tokyo Josquin Festival 2021 《ジョスカン・シンポジウム》 |
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日時 | 2021年10月24日(日) 午後1時~6時(開場午後12時45分) | 会場 | 大森福興教会 (東京都大田区山王2丁目12-10) |
パネリスト | 今谷和徳・宮崎晴代・上尾信也・吉川文 |
司会 | 花井哲郎 |
講演 | 今谷和徳:ジョスカンとはどういう作曲家なのか ~ ジョスカンの世俗作品を巡って 宮崎晴代:ジョスカンの宗教音楽 ~ ミサ曲・モテットの魅力 吉川文:ルネサンス音楽の楽譜 ~ 写本と初期印刷楽譜 上尾信也:ルネサンス楽器考 ~ 16世紀の楽器と演奏の変容 |
演奏 | 瀧井レオナルド:リュートによるジョスカン・インタビュレーション 神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団&花井尚美:ガンバ・コンソートによる世俗歌曲・器楽作品 |
チケット料金 | 一般 4,000円 学生 2,000円 ※2%の電子チケット発券手数料が別途かかります。 ※ジョスカン・フェスティバル全日程のパスポート券の販売あり |
主催 | 株式会社フォンス・フローリス |
お問い合わせ | フォンス・フローリス(平日10時~17時) 070-4123-0871 contact@fonsfloris.com |
申込方法
下記「お申込み」ボタンよりお進みください。
※チケット販売期間 2021年9月1日(水)~10月23日(土) 期間内であっても予定販売枚数に達し次第、販売終了となります。
※お値打ちなジョスカン・フェスティバル パスポート券の販売もございます。パスポート券のお申し込みはこちら
このイベントは、動画配信も予定されています。配信チケットの販売は当サイトでは行っておりませんのでこちらまで直接お申し込みください。(※配信チケットの販売は10月初旬予定)
パネリスト・プロフィール
今谷和徳(Kazunori Imatani)
音楽史家。1945年生まれ。早稲田大学第一法学部卒業、同大学院文学研究科(西洋史専攻)博士課程後期課程単位取得満期退学。長年にわたり、早稲田大学、慶應義塾大学をはじめとする多数の大学で講師を歴任。現在、早稲田大学の公開講座の講師や各種レクチャーの講師、NHKのFM放送への出演など、多方面で活動。専門は西洋音楽史。著書に『バロックの社会と音楽・上下』(音楽之友社)、『ルネサンスの音楽家たちI・II』(東京書籍)、『新版 中世・ルネサンスの社会と音楽』(音楽之友社)、共著に『フランス音楽史』(春秋社)ほか。
宮崎晴代(Haruyo Miyazaki)
武蔵野音楽大学音楽学学科および同大学院修士課程音楽学専攻修了。米国フロリダ州立大学大学院博士課程でCertificate in Early Musicを取得後、東京大学先端科学技術研究センター協力研究員として、音楽における時間論と記譜法を研究する。大学で中世・ルネサンス時代の音楽理論研究を行う一方、中世音楽合唱団、ウェルガスアンサンブルに所属し、演奏活動も行っている。日本音楽学会、アメリカ音楽学会、西洋中世学会各会員。国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部事務局長。著書『バロック音楽の名曲』(2008)、共訳書『グロケイオ「音楽論」全訳と手引き』、『ミクロログス(音楽小論):全訳と解説』など。東京芸術大学、武蔵野音楽大学、昭和音楽大学、各講師。
吉川文(Aya Yoshikawa)
東京芸術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽研究科修士課程、後期博士課程修了。東京芸術大学非常勤講師、フェリス女学院大学非常勤講師などを経て、現在東京学芸大学音楽・演劇講座准教授。小金井市成人大学講座講師等務める。中世・ルネサンスの時代の音楽、特に音楽の理論的な捉えられ方について研究。訳書に『グレゴリオ聖歌の世界』、共著に『はじめての音楽史』。中世ルネサンス音楽史研究会に所属。同研究会訳書『ミクロログス(音楽小論)』にて論文「『ミクロログス』と文法」執筆。
上尾信也(Shinya Agario)
国際基督教大学大学院修了(学術博士)、西洋史と音楽史を専門とし、楽師(音楽家)や楽器などを扱った音楽歴史学を標榜する。戦争と音楽、「音楽心性」としての国歌にも関心を持つ。『歴史としての音』『音楽のヨーロッパ史』『吟遊詩人』など著作・訳書多数。最近は「音楽史におけるルネサンス再考」、クラヴィコード、パイプオルガン(ヒュドラウロス)、セビリアのイシドルス『語源』の楽器などの論稿がある。5月出版の『原典 イタリア・ルネサンス芸術論』でヴィンチェンツォ・ガリレイ「古代と当代の音楽についての対話」抄訳を担当。
司会プロフィール
花井哲郎(Tetsuro Hanai)
声楽アンサンブルは共に歌いながら、器楽アンサンブルは通奏低音のオルガンやチェンバロを弾きながら、合唱・管弦楽は指揮して演奏する古楽演奏家。音楽史、古い記譜法、演奏法の研究を行う。「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス宗教音楽の演奏を20年以上にわたって続ける。また古楽アンサンブル「コントラポント」のリーダーとしてバロック時代の宗教音楽演奏を行う。長野県原村で「はらむら古楽祭」を開催、古楽の新しい楽しみ方を提唱する。フランス・バロックの宗教音楽に特化した合唱団フォンス・フローリスを始め、様々な古楽アンサンブルを指揮・指導。各地でグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の講習会を行ってその教育、普及に努める。フォンス・フローリス古楽院院長、国立音楽大学講師。
演奏者プロフィール
瀧井レオナルド(Leonardo Takiy):リュート(Lute)
日系ブラジル人三世。サンパウロ州立大学クラシックギター科卒業。バーゼル・スコラ・カントルムで名手ホプキンソン・スミス氏のもとリュートを学び、学士号及び修士号を取得。欧州、ブラジル、日本でリサイタルを開催し、2014年サンパウロ州立音楽院でリュート属楽器のマスタークラスを開催。2020年東京藝術大学古楽科特別講座を担当。つのだたかしや波多野睦美とのデュオで好評を博す他、通奏低音にも長け、R.ヤコブス、R.アレッサンドリーニ等著名な音楽家の監修/指揮するアンサンブルで多数演奏。2017年秋に日本へ移住後は国内の主要なオーケストラとも多数共演。佐藤裕希恵とのデュオ《ヴォクス・ポエティカ》では独自の世界観を追求。研ぎ澄まされたアンサンブルで聴く人を魅了し、CD『テオルボと描く肖像』はレコード芸術特選盤に選出。公式サイト
神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団(Yukimi Kambe Viol Consort)
1983年に結成。大中小のガンバによる合奏が、人の声を理想として16世紀に誕生したことに原点を置いて活動している。主催・依頼を問わず、古典曲から現代曲までジャンルを越えて対応し、子供向け、作曲家のための実験室など何でも行なう。1990年バークレー古楽音楽祭、1992年京都国際音楽祭に参加。2000年に以降はたびたび長期北米ツアーを行い、2007年環太平洋ガンバ大会in Hawaiiでも大好評を博した。最近では、2016 年J.ノット率いる東京交響楽団演奏会で共演。海外では独・仏・ベルギー、日本各地でも公演。演奏回数は450回を、初演曲は140曲を越える。CD・楽譜出版もある。YKVC後援会の支援を受ける。
神戸愉樹美(トレブル)・小林瑞葉(テノール)・折原麻美(バス)・小澤絵里子(バス) 公式サイト
花井尚美(Naomi Hanai):ソプラノ(Soprano)
オランダ王立デンハーグ音楽院バロック声楽科、及びブラバント音楽院古楽声楽アンサンブル科卒業。レベッカ・スティワートに師事。オランダ、ベルギーを中心にヨーロッパ各地でソリストとして様々なアンサンブルやオーケストラと共演。日本ではグレゴリオ聖歌とフランドルの多声音楽をレパートリーとするヴォーカル・アンサンブル カペラで活動を続け、ジョスカン・デ・プレのミサ曲全集CDなどを録音。古楽アンサンブル「アントネッロ」と共演のCD《デュファイ・ラメント》などリリース。またフランス中世文学『薔薇物語』など文学と音楽を融合させるプロジェクトを行なう。トルコやアラブなどの民族音楽にも取り組み、西洋古楽を旋法的な音楽として再解釈し歌う試みを続けている。女声アンサンブル「ド・リーフデ」「Lux vivens」主宰、古楽アンサンブル「コントラポント」メンバー。公式ブログ「歌わずにはいられない」
Tokyo Josquin Festival 2021 について
ルネサンス音楽の巨匠ジョスカン・デ・プレ Josquin des Prez (1450/55?-1521)の没後500年を記念して、10月第4週の週末にジョスカン・フェスティヴァルを開催します。ルネサンス時代の中間にあって、中世と近代音楽両方の性格を併せ持ち、現代においても変わらぬ強烈な魅力を感じさせる大作曲家です。ジョスカンの音楽を堪能できるいろいろな催しを用意しました。このまたとないチャンスに皆さまのご参加を心よりお待ちしております! 総合プロデューサー 花井哲郎 Tetsuro Hanai
ジョスカン・フェスティバル 公式サイト
◆このイベントは、主催者からの委託を受け、株式会社コーラス・カンパニーが販売いたします。お客様の情報は、主催者との間で共有しますことを予めご了承ください。
◆お申込み・お支払い完了後、お申込みいただいたメールアドレス宛に電子チケットが届きます。当日はスマートフォンでチケットを提示していただきますのでスマートフォンで受け取れるメールアドレスでお申し込みください。
■推奨環境
iPhone、Androidの両方でお使い頂けます。
docomo,au,SoftBankの下記に記載している環境の端末。
※マルチタッチ対応
iOS:9.0以上
ブラウザ:Safari、LINE内ブラウザAndroidOS:4.4以上
ブラウザ:Chrome、LINE内ブラウザ※全てのスマートフォン端末での動作を保証するものではありません
※スマートフォン以外の携帯電話ではご利用頂けません
※電子チケットがご利用いただけない環境の方は、恐れ入りますが以下に直接お申し込みください。
フォンス・フローリス(平日10時~17時)
070-4123-0871
contact@fonsfloris.com