第23回 若い合唱人のための合唱工房
春のアトリエ2022

春のアトリエ2022の実施について

21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」が発足したのが1996年。
春のアトリエは、その3年後の1999年に、大学生の春休み期間に合わせて、3日間の合宿形式で、じっくり取り組むレッスン体験講座としてスタートしました。
アトリエとは、さまざまな芸術家の創作の場、弟子たちを含めたその工房組織のことをいいます。平日の3日間に主に若い合唱人が集まり、講師の先生方と共に過ごし、技術向上というところにとどまらず、広い視野で合唱のことを深く考える、まさに朝から晩まで音楽漬けの3日間が2019年までの21年間続きました。
しかし、一昨年は思いもよらぬ感染症の流行により、実施直前に中止を決断せざるを得ませんでした。昨年はコロナ禍にあってこそ進化した技術を利用し、オンラインによるセミナー、レッスンという、新しい形の「アトリエ」を展開することが出来ました。残念ながら、新型コロナウイルス感染症の流行が終息する気配は未だ見えませんが、本年も、歩みを止めず、動画でご覧いただく「アトリエ」をお届けします。膝つき合わせ、密な時間を共に過ごすアトリエは今しばらくの辛抱ですが、逆にオンラインによっていつでも、どこにいても、共にアトリエの時間をお楽しみいただけたら幸いです。(21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」 春のアトリエ担当:

春のアトリエについての詳細はこちらよりご覧ください。春のアトリエ公式ホームページ

セミナー内容

講座1:片山みゆきのアトリエ

片山みゆき

美しいフレーズ表現って?~グレゴリオ聖歌へのキロノミー曲線付けを通して考えるフレーズ表現。日本の歌への応用~
………より深い表現の為には「このフレーズ、どう歌おう?」とあれこれ悩むことが必要!
このアトリエではひとつのフレーズに対して「あれもいい。これもいいね。こんなのどう?」と皆で楽しく意見を出し合いながら、フレーズ表現への理解を深めていきます。
グレゴリオ聖歌の表現で使う「アルシス・テーシス・キロノミー曲線」を手がかりに、お馴染みの歌のフレーズ表現を考えてみましょう。
収録時間:約●●分

講座2:野本立人のアトリエ

野本立人

発声クリニック~あなたの歌声、診察します~
一人一人顔が違うように、声も人さまざま、声の悩みも人それぞれですね。今回はオンライン形式ですので前半は発声法の基本を、後半では何人かの歌い手の方の声を診断して改善を試みる様子を動画でご視聴いただきます。
収録時間:約●●分

講座3:藤井宏樹のアトリエ

藤井宏樹

合唱指揮あれこれ
指揮の経験者、これから始める人、パートリーダー等、歌い手の前に立って指導の必要のある方たちを対象にしたレッスン。腕を動かす為の、いろはから始まり、よりよい響き、表現を生むための高度な技術まで多岐に渡ってアドバイスいたします。
【指揮法モデル受講生】
初級
木﨑惇郎(慶應義塾大学混声合唱団楽友会)
山田真大(千葉大学合唱団)
松本実澪(横浜市立大大混声合唱団)
中級
小島拓海(横浜市立大大混声合唱団OB)
坂巻正子(慶應義塾大学混声合唱団楽友会OG)
上級
谷郁(合唱指揮者)
原田敬大(合唱指揮者)ピアノ:横山琢哉・田中エミ
収録時間:約●●分

講座4:吉川和夫のアトリエ

吉川和夫

ことばと音をむすぶ
私たちの身近にあって、何気なく喋ったり歌ったりする日本語。
「音とともに歌われる日本語」は、時にとても多様な表情を見せてくれます。
私たちがふだん接する機会の少ない様々な音楽を例に、「日本語の表現」をご一緒に楽しんでみたいと思います。
収録時間:約●●分

講座5:寺嶋陸也のアトリエ

寺嶋陸也

子どもの歌を追いながら・戦後編
明治からの子どもの歌をたどっていくと、どのように西洋の音楽が日本に定着していったか、という歴史や、権力者が国民に要求・期待したこと、そして人々がどのようにそれを受け入れ、あるいは抵抗していたか、など、社会の動きが見えてきます。唱歌や童謡を中心に今に残る名歌、歴史に埋もれた歌、未来へむけての歌など、いくつかの歌では合唱への編曲を参照しながら歌にこめられたメッセージを読み解きたいと思います。
後編の今回は、敗戦の翌年に発表された「みかんの花咲く丘」からはじめて、中田喜直、團伊玖磨、芥川也寸志らが作曲した戦後の代表的な童謡を紹介し、没後10年となる林光の多彩な子どもの歌と「ソング」を取り上げ、メディアによる歌の広まりかたの変化、作曲家の個性がどんな形で子どもの歌に現れているかを探ります。
収録時間:約●●分

特典映像

寺嶋陸也ピアノリサイタル
「春のアトリエ」講座申込をされた方に特典として配信いたします!
<プログラム>
林光(1931~2012)
〇徳利小(とぅっくぃぐゎ) 1979
〇もどってきた日付 ピアノのための12ヶ月の歌 1980
〇ワルシャヴィアンカ変奏曲 1982~3
収録時間:約●●分

春のアトリエ2022

受講料・配信方法など

受講料 1講座 1,000円(税込)
全5講座まとめてのお申し込み 4,000円(税込)
※なお、視聴チケットご購入の方には「寺嶋陸也ピアノリサイタル」を特典配信いたします。
動画視聴期間 2022年5月●●日(●)~2022年●月●●(●)
動画配信方法 Vimeo(動画配信サービス)を利用した配信
主催 21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」
問い合わせ先 ◆「春のアトリエ」担当:
spring.atelier.ongakuju@gmail.com 
TEL: 090-3216-3881 (セミナーの内容について) 
◆コーラス・カンパニー: 
TEL: 075-415-8686 (セミナーの申し込み方法など)

申込方法

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講師紹介

片山みゆき(かたやま みゆき)

合唱指揮者
国立音楽高校・同大学声楽科卒業。在学中より合唱指揮者を目指す。
1996 年~98 年、イギリスを拠点とした[ヨーロッパ合唱遊学]を体験。滞在中、イギリスの[Schola Gregoriana of Cambridge]にてグレゴリオ聖歌をはじめとした典礼音楽を学ぶほか、ヨーロッパ各地の音楽祭、講習会に参加。またフランスのソーレムでは、2 ヶ月間、修道院での典礼とともにある毎日を送ると共に、[修道院合唱長のためのマスタークラス]にてグレゴリオ聖歌の解釈、演奏法について学ぶ。
現在、グレゴリオ聖歌、中世・ルネサンスから現代にいたる作品の指揮・指導のほか、各地の合唱講習会講師、コンクール審査員を務める。
武蔵野音楽大学講師。JCDA日本合唱指揮者協会会員。日本グレゴリオ聖歌学会会員。

野本立人(のもと たつひと)

バリトン歌手、合唱指揮者
東京藝術大学声楽科卒業。同大学院修士課程修了。声楽を伊藤亘行、原田茂生、多田羅迪夫、羽根功二、ドイツ・リートを三上かーりん、指揮法を黒岩英臣の各氏に師事。合唱団ひぐらし、合唱団まるめろ、合唱団轟-TODOROKI-、女声アンサンブル桜組等、多くの合唱団で指揮者を務めている。NHK 全国学校音楽コンクール課題曲「手紙」(アンジェラ・アキ)、「YELL」(いきものがかり)等の放送初演にたずさわる。2011 年にソロ CD「花~わたしたちのうた~」をリリース。またアンサンブル・ヴォカル・アルカイク=東京を率いて多数の合唱曲の CD 録音に携わっている。フレーベル少年合唱団音楽監督。JCDA日本合唱指揮者協会会員。兵庫教育大学大学院准教授。

藤井宏樹(ふじい ひろき)

合唱指揮者
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。声楽を畑中良輔氏に、指揮を黒岩英臣氏に師事。
現在、全 12 団体を有する《樹の会》、Ensemble PVD の音楽監督を務める。
全日本合唱コンクール、スペイン・トロサ国際合唱コンクール、イタリア・アレッツォ国際合唱コンクールなどにおいても1位、2位などの高い評価を得て、海外に招聘される機会も多い。近年ではトロサ国際合唱コンクール、全日本合唱コンクール等の審査員や、全国各地で行われる合唱講習会の講師、現代作曲家への委嘱活動、合唱人集団「音楽樹」主催の Tokyo Cantat 等、各種コンサートの企画も積極的に行っている。オーケストラとの共演も多く、東京交響楽団などとともに、ロ短調ミサ、メサイア、モーツァルト・レクイエム、フォーレ・レクイエム等数多くの演奏を指揮し、好評を博している。
合唱人集団「音楽樹」代表幹事。JCDA 日本合唱指揮者協会会員。武蔵野音楽大学講師。

吉川和夫(きっかわ かずお)

作曲家
東京芸術大学卒業、同大学院修了。室内楽曲、合唱劇などを中心に作曲活動を展開。国立劇場委嘱作品の新作聲明「論義ビヂテリアン大祭」(1991)は、既成のジャンルにあてはまらない音楽劇作品として評価された。1996年、NHKオーディオドラマ「ソフィーの世界」の音楽で、放送文化基金賞(音楽・音声・音響効果賞)受賞。作品には「遠野地方の伝承歌」(カワイ出版)、まど・みちおの詩による「どうして あんなに」(全音)、合唱劇「銀河鉄道の夜」、「泣いた赤おに」、クラリネット・ソロのための ”BIRD IS FREE” 、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ風幻想曲”SANRIKU”、宮澤賢治の文語詩による男声合唱曲「修羅のなぎさ」、オペラ「鹿踊りのはじまり」などがある。CDは「魂の行方」(フォンテック)、竹田恵子オペラひとりっ切り 「にごりえ」(ALM)など。萩京子、寺嶋陸也とともに組む作曲家グループ「緋国民楽派」同人。現在、宮城教育大学名誉教授、聖和学園短期大学長。

寺嶋陸也(てらしま りくや)

東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。97年東京都現代美術館でのポンピドー・コレクション展開催記念サティ連続コンサート「伝統の変装」、03年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価され、06年にはタングルウッド音楽祭に招かれボストン交響楽団のメンバーと自作を含む室内楽を演奏した。作曲、ピアノ、指揮など活動は多方面にわたる。『あん』『グスコーブドリの伝記』『ヒト・マル』『末摘花』などのオペラをはじめ合唱曲、室内楽、邦楽器のための曲など様々なジャンルに多くの作品がある。「大陸・半島・島/寺嶋陸也作品集」(ALCD9026)、「寺嶋陸也plays林光」(NARD5034)「寺嶋陸也ピアノリサイタル~シューベルト3大ソナタを弾く~」(NARC2129~30 )などCDへの録音も多い。お茶の水女子大学文教育学部非常勤講師。

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