ラーメン二杯分のしあわせセミナー
音楽探偵・安田寛の楽しいニッポンの音楽論3

◆日本音楽史最大の謎・尋常小学唱歌のミステリーに迫る
~日本人はなぜ唱歌《故郷》に感動するのか?

(全3回)

ラーメン二杯分のしあわせセミナー

「ラーメン二杯分の受講料で毎回知的好奇心を満腹に!」をモットーに、音楽探偵・安田寛が相棒・ユージンと一緒に音楽史の様々なミステリーに迫る新シリーズが始まります!

この第3シリーズでは、日本近代史研究者・北原かな子先生をゲストにお迎えし、私たち日本人の心の歌《故郷》がなぜ愛されるのか、その秘密を尋常小学唱歌誕生の歴史から探ります。

《音楽探偵・安田寛より》
突然ですが、ある姉弟の会話。

「姉ちゃん、そんな本読んで、一度も片付いたことないよ」
「弟よ、間違ってるぞ。片付けるために読んではいない。安心するためなのだよ。こうすれば片付けられると分かっていると安心するだろ。まあ、癒やしだわなあ」。

ご興味があれば、益田ミキの人気漫画「僕の姉ちゃん」をどうぞ。

「弟よ、文庫本を見てると、知的に見えるぞよ」。その知的セミナーに今回は、唱歌研究で今が旬の北原かな子先生をゲストにお迎えできました。国立歴史民俗博物館の企画展示「学びの歴史像―わたりあう近代―」(2021年10月22日~12月22日)がちょっとした話題になっています。そこで唱歌に関する部分を担当されたのが北原かな子先生です。そうなると、探偵としては、謹んで一言申し上げずにはおられません。たとえ遠慮なさってもご招待を北原先生は断れないのです。なにしろ、私の相棒である、坂元勇仁さんが親切に、以前勤めていたレコード会社につなぎ、唱歌の音源を提供なさったからです。図録でもQRコードでスマホを使って簡単に聴ける仕組み。相棒はとても親切なのです。
 口封じだろうけど、図録をご恵贈いただいた探偵が、唱歌の展示に勝手に付けたのが上記のタイトルです。北原先生をお招きして、存分にいちゃもんをつけさせていただく。それに立て板に水のかな子女史が、さらりと反論する。さて、どうなることやら。

「姉ちゃん、ラーメン二杯分の反論ってなんだろうね」
「弟よ、それが優しさってもんだな」
「???」

講座概要

講座名 日本音楽史最大の謎・尋常小学唱歌のミステリーに迫る 
~日本人はなぜ唱歌《故郷》に感動するのか?
講師 安田 寛(音楽探偵)
ゲスト 北原かな子(日本近代史研究者)
モデレーター 坂元勇仁(レコーディング・ディレクター)
日程 2022年 
第1回 2月13日(日)キーは作曲者
《故郷》《朧月夜》など今でも歌われている『尋常小学唱歌』(1911〜1914)は唱歌の最高傑作。その作曲者は,上眞行,小山作之助,島崎赤太郎,楠美恩三郎,岡野貞一,南能衛の六人。この「知名度なさすぎ実力者集団」をまず読み解かないと極上のミステリーがはじまらない。
第2回 2月27日(日)キーは儀式
明治26年の儀式音楽宮廷クーデター。上眞行,小山作之助は加担者? 彼ら二人と『尋常小学唱歌』はどう繋がるのか。目賀田・伊澤・メーソン路線の『小学唱歌集』はなぜ消された。
第3回 3月13日(日)キーは和歌
唱歌《故郷》で禁断の6−4の和歌が復活した? なぜだ。クーデターとの関係は? 話は,白鳳・天平時代に遡る。日本文化は高句麗人・百済人・新羅人が作ったとしたら? そこから《故郷》までどう繋がる? 彼らに封印された6−4の和歌がなぜ復活した? これがミステリーでなければなんだ。
時間 各回とも14時00分~15時30分(90分)・受付30分前より
受講料 3回通し5,000円(税込)各回2,000円(税込)

申込方法

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パネリストプロフィール

安田 寛 (やすだ・ひろし)

音楽探偵
1948年、山口県生まれ。1974年国立音楽大学大学院修士課程終了。2001年奈良教育大学教授。2013年定年退職し現在奈良教育大学名誉教授。2001年放送文化基金賞番組部門個別分野「音響効果賞」、2005年社団法人日本童謡協会日本童謡賞・特別賞。主な著書に、『唱歌と十字架 明治音楽事始め』(音楽之友社、1993年)、『日韓唱歌の源流 すると彼らは新しい歌をうたった』(音楽之友社、1999年)、『唱歌という奇跡 十二の物語』(文春新書、2003年)、『バイエルの謎 日本文化になったピアノ教則本』(音楽之友社、2012年、新潮文庫、2016年)、共著に『仰げば尊し―幻の原曲発見と「小学唱歌集」全軌跡』(東京堂出版、2015年)、『バイエルの刊行台帳』(音楽之友社、2021年)などがある。

北原 かな子 (きたはら・かなこ)

1959年秋田県生まれ。1982年秋田大学教育学部卒業。1998年東北大学大学院国際文化研究科博士課程修了。博士(国際文化)。宮城県石巻西高等学校教諭(音楽、世界史)を経て、1990年から青森県弘前市在住。現在、青森中央学院大学教授・図書館情報センター長。
大学院時代から近代移行期における東北地方の武士階級と西洋文化受容の研究を進め、主著に『洋学受容と地方の近代ー津軽東奥義塾を中心にー』(岩田書院、2001)、編著に『近代移行期における地域形成と音楽:創られる伝統と異文化接触』(ミネルヴァ書房、2020)など。また『青森県史資料編近現代』各巻、『青森県女性史』、『弘前市史通史編』、『新青森市史通史編』で文化・宗教・教育、ジェンダー関係担当。2021年に国立歴史民俗博物館企画展示「学びの歴史像」で音楽を担当したことから、唱歌に関心を持つようになり、現在に至っている。経歴・研究業績の詳細はこちら

坂元 勇仁 (さかも・ゆうじ)

レコーディング・ディレクター
コーラス・カンパニーにおいて「学び舎 遊人」プロジェクトを立ち上げ、「コロナ禍における合唱活動を考える」シリーズほか多数のオンラインセミナーを企画・実施、モデレーターを務める。現在、大阪芸術大学客員教授、東京音楽大学特任講師、道の駅日光 公共施設 プランニング・プロデューサー。

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