【学び舎 遊人シリーズ】
これだけは知っておきたい
合唱愛好者、アーティストのための著作権手続き入門(全3回)
実際の現場で役立つ著作権セミナー!
意識しているといないとにかかわらず、私たちが演奏や創作活動をしていくうえで避けては通れないのが「著作権」です。でも、ひとくちに「著作権」といっても、著作権の中には「複製権」や「演奏権」、はたまた「著作隣接権」など様々な権利があり《とてもわかりにくい》というのが本当のところです。また近年ではSNSの発展によって、「著作権」を取り扱う際の注意点が複雑なものとなりました。このセミナーは、長年音楽出版社で著作権管理の仕事に携わってきた著作権のプロフェッショナルから、著作権の基礎知識のみならず、様々な具体的事例を見ながら、実際の現場で役立つ知識や手続きの方法を学ぶものです。質疑応答のための時間も用意されていますので、日ごろ著作権に関して疑問を抱いている皆さまにとっては大いに役立つことでしょう。
《講師からのメッセージ》
音楽出版社で長らく著作権管理を担当し多くの利用者の方々と接してきましたが、残念ながら著作権に対する誤解や準備不足が原因で、せっかくの演奏イベントや音楽プロジェクトが滞ってしまうというケースに遭遇することも多々ありました。こうした事態を避けるには「1. 最初から著作権処理の手間を織り込んでおく」「2. 信頼できる情報を調べる」「3. JASRAC等の仕組みを理解する」という3つのポイントが大切です。このオンライン講座では、著作権の基本事項に触れながらも、法律の細かな条文解説ではなく、むしろ演奏、配信、楽譜出版、編曲といった具体的な利用場面で必要となる実際の手続きを解説していきます。面倒な著作権トラブルを未然に防ぎ、音楽家の皆さまが肝心の音楽活動そのものにしっかりと集中できるよう、著作権手続きをスムーズにクリアするための実践的ポイントを一緒に確認していければと願っています。(高木雅也)
講座概要
講師 | 高木雅也 (音楽ライセンス・コーディネーター) |
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講座タイトル | これだけは知っておきたい 合唱愛好者、アーティストのための著作権手続き入門(全3回) |
日程 | 第1回 2020年11月7日(土) ◆導入編〜著作権の基礎知識と許諾手続きのポイント 著作権の基礎知識を振り返りつつ、そもそもなぜ著作権の許諾手続きが必要なのか、その基本的な考え方を確認します。 また手続きに必要な情報を効率良く調べる方法についても具体的に解説します。 第2回 2020年11月14日(土) 第3回 2020年11月21日(土) |
時間 | 各回とも16時30分~18時(90分) ※受付開始30分前 |
受講料 | 全3回通し 4,500円+税 ※各回ごとの受講設定はありません。 |
※このオンライン座談会は、Zoomの「ウェビナー」システムを利用して行います。受講者は音声、ビデオともオフの状態での参加となります。
※PC、iPad、iPhone、Androidなど様々なデバイスからご参加いただけます。
事前に Zoom アプリをインストールいただく必要があります。(Zoomへのアカウント登録は必須ではありません。)
※お申込み・お支払い完了後、参加方法を記載したメールがお手元に届きます。
お申込み後、2日経ってもメールが届かない場合は、弊社までご連絡ください。携帯電話の迷惑メールフィルターの設定で、@zoom.us / @choruscompany.com からのメールを「受信する」にしてください。
※セミナー申込者にはセミナーの模様を録画した動画を限定公開いたします。リアルタイムで参加できない方もそちらにて受講いただけます。動画のご案内は、セミナー終了後2日程度でご案内のメールをお送りいたします。
※オンラインセミナーに初めて参加される方のために無料のテストセミナーを随時開催しております。詳しくは弊社までお尋ねください。
申込方法
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講師プロフィール
高木 雅也(たかぎ・まさや)
1975年京都生まれ。千葉、茨城で育ち、東京、埼玉に暮らす。2000年3月学習院大学大学院修了(現代ドイツ哲学専攻、哲学修士)。2000年4月株式会社全音楽譜出版社入社。編集・営業を経て2008年より音楽著作権管理、現代音楽のプロモーション、楽譜レンタル、国際渉外を担う専門チームの責任者として実務にあたる。2020年同社を退社。在職中2011年にMPA音楽著作権管理者養成講座を修了。2005年より一般社団法人日本楽譜出版協会の常設専門委員会である著作権委員会に所属し、2008年より副委員長、2018年から委員長を務める(2020年4月退任)。現在フリーランスとして活動。
「学び舎 遊人」シリーズについて「学び舎 遊人」はレコーディング・ディレクターである僕、坂元勇仁が東京・神保町で開いていたリアルなイベントスペースでした。そこでは数々のイベントを通して多くの人たちが出会い、熱い議論が繰り広げられてきました。スペースは建物の建て替えという事情で2020年4月にクローズとなりましたが、そこで育んだ「理念」を継続するために創設されたのがコーラス・カンパニーの学び舎 遊人プロジェクトです。語り合いたい人、どうしてもその人の想いを伝えたい人、みんなでその英知を共有したい人、そんな人たちとの「語りの場」をリアルな場以上に熱く作り続けていきたいと願っています。どうぞご支援をお願い致します。(坂元勇仁)