7月26日に予定しておりました 「花井哲郎 ルネサンス・バロック音楽講座」につきましては、全日本合唱コンクールが中止になり、またまだその時期には大人数が集まって声を出す講座の開催は難しいとの判断により、無期延期とすることにいたしました。
4月から延期した上にこのようなこととなりましたことをお詫び申し上げます。
受講生ならびに関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力の程なにとぞよろしくお願い申し上げます。

講座概要

講師 花井哲郎(古楽演奏家)
講座タイトル ルネサンス・バロック音楽講座~全日本合唱コンクール課題曲を題材に
日時 2020年4月26日(日)
2020年7月26日(日) 13時~15時30分

※ 12時30分より受付
受講料 一般3,000円+税 学生2,000円+税
定員 40名
講習曲 Heinrich Schütz 曲 Ehre sei dir, Christe(「Die Matthäus-Passion SWV479」から)
Jacobus Handl 曲 De coelo veniet
Tomas Luis de Victoria 曲 O sacrum convivium!
テキスト 合唱名曲シリーズNo.49(2020年度全日本合唱コンクール課題曲集)
※当日会場でも販売いたします。
会場 コーラス・カンパニー
〒602-0903
京都市上京区烏丸通今出川下る観三橘町562 煕春堂ビル3階
(アクセスはこちら

申込方法

下記「受講申込をする」ボタンよりお進みください。

講座内容

2020年度全日本合唱コンクール課題曲に選ばれた、ルネサンス・バロック期の作品を題材にして古い時代の音楽について学ぶ古楽講座です。
曲の成り立ち、当時の楽譜と現代譜との違い、古い時代の音楽の演奏法など、古楽演奏家・研究者ならではの視点から解説いただきます。

主な内容

・作品の宗教的背景を知る
・計量記譜によるオリジナルの楽譜を用いて、曲の真意を探る
・クワイヤブックを用いたルネサンス時代の演奏スタイルで、アンサンブルを学ぶ
・歌詞の持つイントネーションから旋律解釈のヒントを得る
・グレゴリオ聖歌による受難の聖書朗読から、シュッツの音楽を理解する
・バロック宗教作品を通奏低音から捉える

講師プロフィール

花井哲郎

古楽演奏家。1996年以来ア・カペラの声楽アンサンブルである「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」の音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏を続ける。CDアルバムではジョスカン・デ・プレのミサ曲全集シリーズを好評リリース中。また声楽と器楽による「古楽アンサンブル コントラポント」のリーダーとして、主にバロック時代の宗教音楽演奏に取り組み、2016年にはOttava Recordsレーベル第1弾としてモンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」のライブ録音をリリースする。2015年より長野県の原村で「はらむら古楽祭」を企画開催、指揮者またオルガン、チェンバロ奏者として演奏会を行う。フランス・バロック宗教音楽を専門とする
「合唱団フォンス・フローリス」指揮者、また様々な古楽アンサンブルの指揮、指導を行う。「フォンス・フローリス古楽院」院長、国立音楽大学講師。