講座内容
悩める合唱指揮者のための指揮法講座 ─基本編─
プライベート出版としては異例のベストセラーとなった「悩める合唱指揮者のための手引き」の著者である 合唱指揮者・粟飯原栄子先生による指揮法講座。
「ブルクミュラー:25の練習曲」と「だれもがよく知っている歌」を使って、
指揮法の基本を徹底的に学びます。
経験はあるけれど自己流のままで不安な方、何をどういう手順で勉強すればいいかわからない方、いまさら人に聞けない方・・・悩んでいるのはあなただけではありません!
指揮の技術をまずはしっかり身につけたい、そんな方にお勧めの講座です。
【この講座で目指すこと】
斎藤指揮法を土台とした指揮法の基礎講座
※見やすい指揮、歌いやすい指揮、息の吸いやすい指揮を目指す
※表現したいことと指揮の一致を目指す
①2・3・4・6/8など各拍子の図形・振り方
②ディナーミクやテンポの変化に相応しい図形の選択
③アウフタクト、リタルダンド、フェルマータ、休符などへの対応
④左手の効果的な使い方
⑤指揮者としての楽譜の見方、アナリーゼの基本
⑥始め方と終わり方、フレーズの合図、息の吸いやすい指揮法とは
※受講申し込み後、第一回の講座で使うブルクミュラーの曲を指示します
※申込者には簡単なアンケートに答えていただきます
※各自、譜面台を持参してください。指揮棒は不要です
講師プロフィール
粟飯原栄子
東京音楽大学ピアノ科卒業。指揮法を高階正光氏に、教会音楽を聖グレゴリオの家主任教授橋本周子氏に師事。 世界合唱シンポジウムに5度参加するなど国内外での積極的な合唱体験によって国際的視野に立つ合唱指揮者として高い評価を得ている。 佐倉混声合唱団創立時より指揮者として活動を続け、コンクールでは11年連続千葉県代表、4度の全国大会出場に導く。 多彩なレパートリーと美しいサウンド観は関係者の注目を集めている。2003年には永年の活動を認められ佐倉市教育功労賞受賞。 現在佐倉混声合唱団のほか、津田沼女声アンサンブルの指揮者として活動するとともに、指揮法教室を主宰、各種講習会の講師を務めるなど後進の指導に力を注いでいる。2003年より合唱指揮者講習会、中・高校生のための合唱講習会の講師を務め、いずれも好評を得ている。2008年に著書「悩める合唱指揮者のための手引き」、2011年に「続・悩める合唱指揮者のための手引き」(初版完売しました)を出版。