ノルディック・ヴォイセス クリスマスコンサート2025
ノルディック・ヴォイセス クリスマスコンサート2025
ソング・オブ・ピース―未来を照らす祈りの旋律
2025.11.29 Saturday-京都/11.30 Sunday-石川/12.4 Thursday-東京

ノルウェー・日本外交関係樹立120周年記念

6年ぶりに「ノルディック・ヴォイセス」が来日します!

ルネッサンスとコンテンポラリーを組み合わせた個性的なプログラムと声の可能性を追求した歌唱スタイル ー 「ノルディック・ヴォイセス」の洗練された演奏は北欧のヴォーカルグループの中でも群を抜いています。2007年、京都で開催された世界合唱シンポジウムではその精緻で、圧倒的な歌唱力に裏付けされた演奏が大きな話題となり、2019年の日本ツアーは各地で好評を博しました。

今回のテーマは「平和」。混沌とする世界情勢の中、ノーベル平和賞の国ノルウェーを代表するアーティストとして、第二次世界大戦終結80年、そして被団協のノーベル平和賞受賞から1年の今年、「平和」のためのクリスマスコンサートを開催します。

プログラムは、ノルウェーに12世紀から伝わる古謡、グレゴリオ聖歌を基にした現代作品、日本でもファンが多く、メンバーとは音大時代から親交のあるノルウェー人作曲家オーラ・ヤイロの編曲によるクリスマスソング、ノルウェーに伝わるクリスマスソング、そして広島とゆかりのある信長貴富さんの作品などで構成される、日本ツアーのための特別プログラムです。

京都公演

11月29日(土)14:00 開演(開場13:30)
京都府立府民ホール ALTI
(京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1)

料金 一般 3,500円/学生 2,000円(全席自由)

主催 株式会社ノルディックカルチャージャパン
後援 ノルウェー大使館、全日本合唱連盟、
京都府合唱連盟、関西合唱連盟
 
 

京都公演チケット(電子チケット)

石川公演

11月30日(日)14:00 開演(開場13:30)
石川県立音楽堂 邦楽ホール
(石川県金沢市昭和町20-1)

料金 一般 3,000円/学生 1,500円(全席自由)

主催 株式会社ノルディックカルチャージャパン
協力 公益財団法人石川県音楽文化振興事業団
後援 ノルウェー大使館、全日本合唱連盟、
石川県合唱連盟、北國新聞、テレビ金沢、エフエム石川

石川公演チケット(電子チケット)

東京公演

12月04日(木)19:00 開演(開場18:30)
浜離宮朝日ホール 音楽ホール
(東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階)

料金 一般 4,000円/学生 2,000円(全席自由)

主催 株式会社ノルディックカルチャージャパン
後援 ノルウェー大使館、全日本合唱連盟
 
 

東京公演チケット(電子チケット)

◆演奏曲目(3公演共通)

聖オラヴの旋律(12世紀初頭):アレルヤ

Olavsmusikken: Alleluia

ヘンリク・エーデゴール:神よ、わが保護に心を向けたまえ

Henrik Ødegaard (1955-): Deus in adjutorium

ヘンリク・エーデゴール:主よ、われを助けたまえ(しかし、風をみて)

Henrik Ødegaard (1955-): Cumque vidisset

信長貴富:無伴奏混声合唱のための「三つのアヴェ・マリア」から 
  第1曲「広島の子守歌によるデフォルメ」

Takatomi Nobunanga (1971-): Three Ave Marias
  ~ No.1 A deformation by a lullaby of Hiroshima

クヌート・ニーステッド:平安をあなたがたに残し

Knut Nystedt (1915-2014): Peace I leave with you

ラッセ・トーレセン:太陽への祈り

Lasse Thoresen (1949-): Solbøn

フランク・ハヴレイ編:眠れ、眠れ、幼子よ

Frank Havrøy (1969-) [arr.]: Sov sov liten gut

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オーラ・ヤイロ編:コヴェントリー・キャロル

Ola Gjeilo (1978-) [arr.] : Coventry Carol

フランク・ハヴレイ編:さぁ、鐘よ鳴れ

Frank Havrøy (1969-) [arr.]: Kling no klokka

オーラ・ヤイロ編:ひいらぎとつたは

Ola Gjeilo (1978-) [arr.]: The holly and the Ivy

トロン・クヴェルノ:聖体祝日のキャロル

Trond Kverno (1945-): Corpus Christi Carol

フランク・ハヴレイ:サルヴェ・レジーナ(元后、あわれみの母よ)

Frank Havrøy (1969-): Salve Regina

フランク・ハヴレイ編:私の心はいつもさまよい歩く

Frank Havrøy (1969-) [arr.]: Mitt hjerte alltid vanker

*演奏曲目は変更になる場合があります。予めご了承ください。

プロフィール

”ノルディック・ヴォイセスの演奏には誰もが理解しうる明確な意図と観客を魅了する力がある
(ワシントンポスト)”

1996年、ノルウェー国立音楽大学とノルウェー国立オペラ学校出身の歌い手6名によって結成。メンバーはそれぞれ合唱指揮者、音楽教育者、作曲家としての顔も持ち、この音楽的経験の多彩さが表現の幅を広げている。
レパートリーはグレゴリオ聖歌からノルウェー人作曲家への委嘱作品までと幅広く、宗教曲から世俗曲までを網羅している。他に類を見ない知的で洗練された演奏は国際的な評価も非常に高く、南アフリカ、スペイン、ドイツへのコンサートツアーは大きな成功を収め、アメリカへは定期的に招聘されている。声の可能性を探求することを目指し、モンゴルの倍音唱法などを含む新しい声のテクニックと声楽で鍛えた声を融合させた新しい発声法を模索している。
これまで数回、ノルウェーのグラミー賞「スペルマン賞」にノミネートされ、ファッテイン・ヴァーレン賞、ロルフ・ガンメレング賞のほか、2014年にはノルウェー作曲家協会のパフォーマンス・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
2005年、京都で開催された第7回世界合唱シンポジウムに招聘され、ルネサンス作品と現代作品を見事に融合させたステージが大きな反響を呼んだ。

トーネ・エリサベト・ブローテン(ソプラノ)
Tone Elisabeth Braaten
イングリ・ハンケン(ソプラノ)
Ingrid Hanken
エッバ・リード(メゾ・ソプラノ)
Ebba Rydh
ペール・クリスティアン・アムンドレー(テノール)
Per Kristian Amundrød
フランク・ハヴレイ(バリトン)
Frank Havrøy
ロルフ・マグネ・シュミット・アッセル(バス)
Rolf Magne Schmidt Asser