オラトリオアカデミー関西 第2回演奏会
オラトリオアカデミー関西 第2回演奏会
2026.09.21Monday/Holiday

降誕と安息

ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901)はロマン派後期に活躍したドイツの作曲家で、当時のワーグナーに代表される新たな音楽の潮流とは一線を画し、バロックや古典派の伝統を継承した穏健な作風で知られています。自身の作風を熟知し周到に創られた作品は斬新さとは対極の堅実さとポリフォニックな精神の思考に満たされています。我が国では没後100年にあたる2000年頃から合唱団のレパートリーとして取り上げられるようになり、現在ではミサ曲や教会音楽の小品の数々が演奏されるようになりました。合唱音楽に関して、彼の真骨頂は大規模な管弦楽を伴う作品にありますが、それらが実際に演奏される機会は多くはありません。
今回のラインベルガーの管弦楽を伴う2つの大規模な作品を取り上げるプログラムは、彼の音楽の魅力を堪能し、聴き手にとって新たな音楽への扉を開いてくれる得難い機会となるでしょう。
「ベツレヘムの星」は、その名の通りイエスの降誕物語をテーマとした作品で、彼の妻フランツィスカの優れた詩作を用いた美しい音楽にはロマン派の魅力が隅々にまで溢れています。まるでそのストーリーがチロルの山中での出来事であるかと見まがうような響きは、作曲者の個性をはっきりと反映しています。
大管弦楽と4名の独唱、合唱による壮大なスケールで構想された「レクイエム」は、伝統的な歌詞の解釈がロマン派の語法で豊かに体現された「隠れた名曲」とも言える作品です。
「降誕」という救い主の到来を賛美するテーマと、死後の安息を祈願する人々の普遍的な祈りが、名匠ラインベルガーによってどのように描き分けられるか、そのコントラストを味わうのも演奏会の醍醐味と言えるでしょう。

オラトリオアカデミー関西 音楽監督 本山秀毅

日程 2026年9月21日(月・祝)
時間 開演14:00(開場13:30)
会場 高槻城公園芸術文化劇場 南館 トリシマホール
〒569‑0077 大阪府高槻市野見町 6-8
(阪急京都線・高槻市駅から徒歩8分/JR京都線・高槻駅から徒歩13分)
入場料
一般3,000円
学生1,500円
※全席自由
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
演奏
指 揮 本山秀毅
独 唱 *レクイエム のみ
 ソプラノ 谷村由美子
 アルト  藤居知佳子*
 テノール 川野貴之*
 バス   市川敏雅
管弦楽 OAKシンフォニア
合 唱 オラトリオアカデミー関西
演奏曲
ラインベルガー《ベツレヘムの星 作品164》
Josef Gabriel Rheinberger《Der Stern von Bethlehem Op.164》

ラインベルガー《レクイエム 変ロ短調 作品60》
Josef Gabriel Rheinberger《Requiem in b Op.60》

主催 オラトリオアカデミー関西
お問い合わせ オラトリオアカデミー関西事務局 TEL 075-415-8686(コーラス・カンパニー内)

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高槻城公園芸術文化劇場 南館1F [紙チケット]
(10:00-17:00/月曜休館※祝日の場合は翌日)

■キャンセル・返金について
チケット購入後の変更・払い戻しは、公演中止など主催者側が認める場合を除き、お客様都合(体調不良・交通機関の乱れなど)による場合は一切不可とさせていただきます。

プロフィール

指揮 本山秀毅
京都市立芸術大学音楽学部声楽専修卒業。フランクフルト音楽大学合唱指揮科卒業。帰国後はバッハを主とする宗教音楽を中心に演奏活動を続ける。「バッハアカデミー関西」を設立し、「教会暦によるカンタータシリーズ」によりバッハの声楽作品の全曲演奏に取り組んでいる。1995年にはオレゴンバッハフェスティバルに、また2002年5月にはライプツィヒバッハフェスティバルに招聘され、バッハのミサ曲などを演奏し好評を博した。また一般・大学合唱団の客演指揮者、合唱指導法などの講習会の講師、全日本合唱コンクールをはじめとするコンクールの審査員として合唱音楽の普及にも努めている。同時に関西におけるプロ合唱団とオペラ作品の合唱指揮にも活躍している。第15回藤堂音楽褒賞、2001年京都市芸術新人賞受賞。指揮をヘルムート・リリング、ヴォルフガング・シェーファー・ウベ・グロノスタイの各氏に師事。現在、びわ湖ホール声楽アンサンブル桂冠指揮者。オラトリオアカデミー関西音楽監督。京都バッハ合唱団主宰。

ソプラノ 谷村由美子
京都市出身。京都市立芸術大学大学院修了。びわ湖ホール声楽アンサンブル専属歌手として活動後、パリ国立高等音楽院に留学。欧州各地でオペラ、コンサートに多数出演。大阪センチュリー響、名フィル、京響、日フィルの定期演奏会に出演。京都⻘山音楽賞、京都市芸術新人賞、藤堂音楽賞受賞。大阪音楽大、武庫川女子大、京都市立芸術大、各講師。

アルト 藤居知佳子
同志社女子大学卒業。栄光会特別賞受賞。京都市立芸術大学修了。びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバーとして5年間活動し満期退団。「第九」「復活」 「ロ短調ミサ」「マニフィカト」「ヨハネ受難曲」 「クリスマスオラトリオ」「メサイア」など多数のソロを務める。びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー。

テノール 川野貴之
京都市立芸術大学大学院修了。日本音楽コンクール第2位、平和堂財団芸術奨励賞、青山音楽賞[音楽賞]、五島記念文化賞オペラ新人賞等数々受賞、東急財団の奨学生として渡伊。びわ湖ホール、新国立劇場、日生劇場、藤原歌劇団などのオペラに出演している。びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー、藤原歌劇団団員

バス 市川敏雅
奈良県出身。大阪芸術大学 大学院修了。大学院卒業時に奨学金全額免除生として選出される。第92回日本音楽コンクールオペラ部門 入選、モーツァルトからヴェルディ、現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、国内外数多くのコンクールに上位入賞を果たす。びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー。

管弦楽 OAKシンフォニア
オラトリオアカデミー関西の演奏会の管弦楽を担うアンサンブルで、関西で活躍する優れた中堅、若手奏者で構成されている。様式や時代に即応する柔軟性を持ち、オラトリオアカデミー関西の声楽セクションと今後の活動を共有してゆく団体となる。

合唱 オラトリオアカデミー関西
音楽監督・本山秀毅のもと、管弦楽付きの合唱作品をアカデミックな視点から考察し、高い芸術性を追求する団体として2024年9月に設立。演奏会ごとに団員を募集するスタイルを採用し、第2回演奏会には関西以外の地域からの参加者を含め約100名が集まり、月2回の練習を行う。
第3回演奏会の団員募集は2026年6月頃に開始する予定。[公式サイト https://choruscompany.com/oak/]

練習ピアニスト 大塚千草