デュファイのミサ《ロム・アルメ》
~グレゴリオ聖歌とルネサンスポリフォニーによるミサ形式の演奏会
2024.10.25Friday
闘う教会の大天使。
アカペラの輝きに酔いしれて
15世紀ルネサンス音楽の巨匠デュファイの没後550年を記念した演奏会です。ルネサンスの時代に多くの作曲家によって取り上げられた勇ましい旋律「ロム・アルメ(武装した人)」によるデュファイのミサ曲を、ヴォーカル・アンサンブル カペラとしては初めて取り上げます。代表作ミサ《スラファセパル》と同様、テノールによる厳格な定旋律を核として、気高く清澄なポリフォニーが繰り広げられていく、デュファイ傑作ミサ曲の一つです。今回の演奏ではデュエットなどソリスティックな編成を中心としており、実力派歌手たちの声を存分にお楽しみ頂けることと思います。デュファイ作品もう一つは「アイソリズム」という中世から初期ルネサンスの時代によく使われた技法に基づくモテット「闘う教会」です。複雑で精緻な構造から醸し出される輝くクリスタルな響きを味わって頂けることと思います。これらのポリフォニー作品を、闘う教会の大天使、キリストの旗手聖ミカエルの祝日のグレゴリオ聖歌と共に典礼形式で演奏します。東京カテドラルの大空間に広がるアカペラの響きに浸ってください!
- 日程 2024年10月25日(金)
- 時間 開演19:15(開場18:30)
- *開演20分前より音楽監督の花井哲郎による説明があります。
- 会場 カトリック関口教会 東京カテドラル聖マリア大聖堂
- 東京都文京区関口3-16-15
東京メトロ有楽町線「Y12 江戸川橋駅」1a 出口より徒歩約15 分
都営バス白61系統「ホテル椿山荘東京前」下車徒歩1分 - 入場料
前売り一般4,600円(当日5,100円)
前売りペア8,500円(前売りのみ)
学生席2,500円 - ※全席自由
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。 - 演奏 ヴォーカル・アンサンブル カペラ
- メンバー
Superius:鏑木綾 相澤紀恵
Contratenor/Tenor:金沢青児 櫻井元希 富本泰成 渡辺研一郎
Bassus:谷本喜基 松井永太郎
Maestro di Cappella (音楽監督):花井哲郎 - 演奏曲
- グレゴリオ聖歌 大天使ミカエルのミサ固有唱
Gregorian chant, Proprium missae in dedicatione Sancti Michaelis Archangeli
ギヨーム・デュファイ Guillaume du Fay (1397-1474)
ミサ《ロム・アルメ》Missa “L’homme armé”
「闘う教会」(アイソリズムのモテット)“Eccesiae militantis”
主催 株式会社フォンス・フローリス
助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]
お問い合わせ フォンス・フローリス事務局
TEL 070-4123-0871(平日10時 -17時)/contact@fonsfloris.com
お申し込み・電子チケット
※電子チケットのご利用にはスマートフォンが必要です。 ※電子チケットのご購入には別途発券手数料2%がかかります。 ※ペア券は二人同時にご入場ください。 ※学生券を購入された方は入場時に学生証をご提示ください。 ※電子チケットは他のアイテムと一緒に購入することができません。
お申し込み・紙チケット
※紙チケットはお申し込みのご住所に郵送されます。 ※紙チケットのご購入には、別途送料・手数料が300円かかります。 ※学生券を購入された方は入場時に学生証をご提示ください。
プロフィール
ヴォーカル・アンサンブル カペラ vocal ensemble CAPPELLA
1997年古楽演奏家花井哲郎が、古楽に取り組む声楽家たちと共に結成。主なレパートリーはグレゴリオ聖歌、及びフランス・フランドルを中心としたルネサンスの多声音楽(ポリフォニー)です。典礼の形式を尊重し、歴史的な“計量記譜“によるクワイヤブックを使用、演奏法にこだわり、アカペラの柔らかく豊かな響きで宗教作品の気高い精神性を歌い上げます。特にルネサンス音楽の巨匠ジョスカン・デ・プレには力を入れ、全ミサ曲と全モテットを没後500年となる2021年までに演奏しました。クラシック音楽専門インターネットラジオOTTAVAのジングルを担当。2015年第27回ミュージック・ペンクラブ 「室内楽・合唱音楽部門賞」 受賞。 最新CDはジョスカンの没後500年を記念するシリーズ8作目 「ジョスカン・デ・プレ ミサ曲全集 第8集 カノンのミサ」(レグルス)。ストリーミング配信や、 全国のCDショップにて絶賛発売中です。
公式サイト cappellajp.com / X(旧twitter) @cappellajp / facebook @cappella.jp
新型コロナウイルス感染予防に関して
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