コーラス・スクエア No.19 2019/11/15発行
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─CONTENTS────────────────
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【3】レンタルスタジオ トライアルキャンペーンのご案内
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https://choruscompany.com/seminar/200118monju/
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「すぐにのどが痛くなる」、「声の出し過ぎで声が出なくなる」、「腹式呼吸がわからない」…
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合唱をやっていらっしゃる方にとって「声」に関する悩みは尽きません。
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本講座は、大阪で35 年以上にわたりプロフェッショナルボイスユーザーの音声専門医として、声の悩みや不安を解決してきた文珠敏郎先生をお招きし、歌う人ならぜひ知っておきたい「声」の知識について学びます。受講者の具体的な声についての悩みにもお答えいただきます。
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●「声」の基本を知ろう - 「呼吸」「音源」「共鳴」
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2020年1月18日(土) 14時~16時 (受付13時30分)
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京都市上京区烏丸通今出川下る観三橘町562 煕春堂ビル3 階
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受講料 一般 3,000円+税 学生 2,500円+税
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参考テキスト 文珠敏郎:著「声の悩みを解決する本」(現代書林) 1,300円+税
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昭和11年、大阪市生まれ。昭和29年、大阪府立住吉高校卒業。
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昭和37年、大阪医科大学卒業。同年、京都大学医学部耳鼻咽喉教室入局。聴覚研究グループに所属し、「中枢難聴鑑別診断に関する研究」で学位を取得する。
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その後、奈良の天理病院で10年の勤務医を経て、近畿大学医学部に着任。そこで臨床音声学を故・小池靖夫先生に就いて研鑽する。
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昭和56年、大阪市内に耳鼻咽喉科を開設。音声クリニック(音声相談コーナー)を併設して35年、「声の相談医」として、プロ、アマを問わず、多くの声の悩みの解決に尽力する。
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平成28年3月、自身の医院を閉め、現在は大阪市阿倍野区の「南大阪音声クリニック」の特別顧問として、後進の育成並びに声の悩みを持つ方々の相談医として活躍している。
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合唱のための「うまく歌える『からだ』のつかいかた」指導法講座
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https://choruscompany.com/seminar/200129kawai/
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「ソマティクス」から導いた新指導法を合唱に取り入れる講座の第2期がスタートします。
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どのように指導したらいいのか悩んでおられる方、発声がわからなくなった・声が出にくくなってきた方などの疑問に具体的にお答えします。
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3回連続講座で毎回テーマがあり、歌う時に必要なからだのこと、呼吸法、発声法を継続的かつ具体的に学べると好評です。
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声楽家で合唱指導者の方、合唱を末永く楽しみたい方など、合唱に関わるすべての皆さんのための講座になっています。
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3回連続の受講生が優先となりますが、定員に満たない回は単回ごとのお申込みの受け付けもいたしますので、全日程の参加が難しい方もご遠慮なくお申込みください。
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第6回 2020年1月29日(水) 10時30分~12時30分
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テーマ「やわらかい響きで歌うには?その3 ~ 顎の動き方:側頭筋と翼突筋」
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第7回 2020年2月26日(水) 10時30分~12時30分
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第8回 2020年3月25日(水) 10時30分~12時30分
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テーマ「歌うささえ その3 ~ 横隔膜の上にあるもの、下にあるもの」
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受講料 全3回 15,000円+税 各回ごと 1回6,000円+税
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◆エマルシオン アンサンブル・ワークショップ (第1回)
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https://choruscompany.com/seminar/191115emulsion/
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◆エマルシオン アンサンブル・ワークショップ (第2回)
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https://choruscompany.com/seminar/191115emulsion/
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◆相澤直人 合唱エクササイズ講習会[ニュアンス編](京都)
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https://choruscompany.com/seminar/191012aizawa/
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https://choruscompany.com/seminar/191005motoyama/
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◆花井哲郎 グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の基礎を学ぶ(全4回)
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https://choruscompany.com/seminar/191013hanai/
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2019年12月10日(火) 最終回 追加募集受付中!
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https://choruscompany.com/seminar/190806kawai/
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2019年12月10日(火) 第10回 単回受講募集中
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合唱のための「うまく歌える『からだ』のつかいかた」指導法講座
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https://choruscompany.com/seminar/190709kawai/
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2019年12月11日(水) 第5回 単回受講募集中
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合唱のための「うまく歌える『からだ』のつかいかた」指導法講座
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https://choruscompany.com/seminar/190710kawai/
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~ 少人数の合唱・アンサンブルに適した発声法とは?
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https://choruscompany.com/seminar/191215tomimoto/
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◆粟飯原栄子 悩める合唱指揮者のための指揮法講座 基本編
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https://choruscompany.com/seminar/191117aihara/
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◆岩本達明 合唱エクササイズ講習会[リトミック編 vol.3]
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https://choruscompany.com/seminar/200113iwamoto/
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合唱楽譜の専門店として世界中にその名を知られるパナムジカのサイトで、コーラス・カンパニー主催・合唱セミナーのお申込みができるようになりました!
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その豊富な品揃えを誇る合唱楽譜やCDのお買い物と合わせてのお申し込みも可能です。ぜひご利用ください。
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【パナムジカサイト内 コーラス・カンパニー講座受付特設ページ】
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https://www.panamusica.co.jp/ja/appeal/ccseminar/
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※講座運営のため、お申込みいただいた方(参加者)のお名前がパナムジカから弊社に提供されますことをあらかじめご了承ください。
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※一部セミナーにつきましては、パナムジカでの取り扱いがないものもございます。
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こちらのコーナーでは、新刊・新着楽譜を中心に、国内外の合唱楽譜の情報を掲載してまいります。
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協力:音楽之友社・カワイ出版・全音楽譜出版社・パナムジカ・ベーレンライター・カールス・ブライトコプフ・オックスフォード大学出版局 (順不同)
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「今号のピップアップ!」コーナーでおなじみの、柳嶋耕太氏、谷郁氏のおふたりが、数あるヨーロッパの合唱作品の中から、特に日本でまだあまり知られていない名曲をご紹介していきます。
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●Drei Tierlieder(三つの動物の歌)
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作曲者:Johann Nepomuk David (ヨハン・ネポムク・ダーヴィット)
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ヨハン・ネポムク・ダーヴィットという作曲家をご存知だろうか?
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ダーヴィットは1895年にオーストリアで生まれ、オーストリア・ドイツを中心として作曲家としてだけでなく合唱指揮者としても活躍した経歴を持つ。交響曲、協奏曲、器楽独奏曲などの器楽作品だけでなく、民謡編曲などの小品からレクイエムなどの大作まで合唱作品を多く遺している。
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本日紹介する「三つの動物の歌」は3分ほどの短い小品3曲から成り、それぞれにBienensegen(蜂の祈り)、Das Käuzchen(フクロウちゃん)、Der Kater(オス猫)と愉快なタイトルが付いている。
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「蜂の祈り」に登場する蜜蜂は古くからキリスト教において勤勉、敬虔、また復活のシンボルとされており、作品の元となる詩も古くは9世紀頃から伝わる祈りの詩である。蜜蜂が勤勉に働き(蜜を集め)自分のもとに帰ってくることを願うものだが、ダーヴィッドは曲の中に蜜蜂の羽音を模した音や、ひたすらに反復される歌詞による音遊びを取り入れ、耳に楽しい作品に仕上げている。
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「フクロウちゃん」は詩集Des Knaben Wunderhorn(少年の魔法の角笛)に収録されている詩が選ばれており「私は可哀想な小さなフクロウちゃん」という言葉から始まる。曲中にはフクロウの哀しい鳴き声のような「o-!」という歌詞の下降音形が度々現れる。
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「オス猫」はゲーテの詩に作曲されたもので、前述の2曲のように擬音が登場することはないのだが、曲中に多く用いられているタイによって引き延ばされたリズムや、段階的な上行音階(シラドシレドミといったような)などが気ままに生きるネコの自由さや、伸びをしている様子を表現しているように思えてならない。ちなみに曲の中間部にフーガがあり、演奏難易度としてはこの曲が一番高いだろう。
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3曲とも、歌詞がドイツ語であることと、独特な音使いから決して易しい作品ではないのだが、ユーモアに溢れた素敵な小品なので、ぜひ演奏にチャレンジしてみて欲しい。
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この作品を含めたプログラムで、筆者が主宰兼指揮者を務める室内合唱団vocalconsort initiumが11/19(火)にコンサートを行います。作品の実演が気になった方はぜひお越しください。まだ、国内では演奏機会の非常に限られている作品です。
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https://tiget.net/events/60492
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収録楽譜: https://www.panamusica.co.jp/ja/product/23672/
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国立音楽大学声楽科卒業及びグラーツ国立音楽大学大学院合唱指揮科修了。これまでに合唱指揮を花井哲郎、エルヴィン・オルトナー、ヨハネス・プリンツの各氏に師事。
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Tokyo Cantatにおける第5回及び第6回若い指揮者のための合唱指揮コンクールいずれも第2位。国際合唱指揮コンクールTowards Polyphony(ポーランド)で高い評価を受け、NFM Choirにより客演指揮に招請された。
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vocalconsort initium、Hugo Distler Vokalensemble、Tokyo Bay Youth Choir指揮者。他指導合唱団多数。
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新進気鋭の若手指揮者・声楽家、佐藤拓、柳嶋耕太、谷郁の三氏がおすすめの楽譜をピックアップして紹介します。
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ようこそ / ハナミズキ通り / きらわれた少女のためのうた / わたしの水平線 / 猫の土地 / 山茶花
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2019年3月に行われた「田中達也合唱作品個展-光のかたち-」のために書き下ろされ、同演奏会にて初演されました(指揮:三好草平、ピアノ:前田勝則)。
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全体を通してdivisiのない女声3部合唱で平易な書法により、幅広い世代の女声合唱団にとって親しみやすく取り組みやすい作品です。曲集に含まれる6曲の全てが3分以下と短くさりげなく、また単曲で完結する内容であり、プログラミングにおいては非常に多様な可能性の中で登場させることの可能な曲集であると言えるでしょう。
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テキストは高橋順子さんの詩集「あさって歯医者さんにいこう」(deco)によるもので、日常にありふれたようなテーマであるなか、色彩豊かな言葉遣いや間のとり方が特徴的。それは田中達也さんの本作曲においてもふんだんに活かされています。例えば第3曲「きらわれた少女のためのうた」では冒頭に「Blues in "Showa-era Pop "Style」(昭和歌謡様式のブルース)という他の作品で二度と見ることのなさそうな指示表記がなされています。これを一度聴いてみると「この曲のために詩が書き下ろされたのではないか」と思ってしまうくらいしっくりきてしまうのが不思議なところです。他にも第5曲「猫の土地」のスケルツォ的リズムと和声進行、第6曲「山茶花」(さざんか)における旋法的な音遣いなど、田中さんの詩への絶妙な嗅覚と考え抜かれた選択により、ことばと対決するのではなく、ことばの世界にぴったりと寄り添った空気が作曲で表現されているのが特徴です。
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曲の構築という観点でみても、クラシカルな形式論には固執しすぎずに、ことばの隙間にあわせてさりげなく遷移していくようなセクションの区切り方が好んで用いられ、粋な印象を与えます。演奏する側としても、話し言葉の自然さと「うた」の間のバランスを都度とっていくようなしなやかな解釈が求められるでしょう。
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2011年に渡独。ザール音楽大学指揮科卒業。在学中、ドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム研究員に選出、同時にCarus出版より"Bach vocal"賞を授与される。以来、ベルリン放送合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名合唱団を指揮した。2017年秋に完全帰国。vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、横浜合唱協会、Chor OBANDESをはじめとする多数の合唱団で常任指揮・音楽監督を務める。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。
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リズムが楽しく活気に満ち溢れた「2つの秋田民謡」がリニューアル出版。民謡独特の節回しを、合唱らしいハーモニーで表現した「秋田おばこ」、ラップや地口(じぐち)と言われる言葉遊びのような、生き生きとしたリズムを明るく楽しく歌う「秋田音頭」。どちらも、ちょっとした振りを付けるとさらに楽しめるでしょう。国際コンクールのレパートリーにもおすすめです。(出版社サイトより転載)
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2017年3月12日、岡山の「合唱団こぶ」により全曲初演。混声版でより深い作品となった。病床で作品を発表し続け、生きることへの希望が託された熊本の詩人・淵上毛銭の言葉に、沖縄出身の作曲者によるエネルギッシュな音楽が注ぎ込まれている。終曲のみダイナミックなピアノが加わっている。全5曲。(出版社サイトより転載)
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作曲者が指導している西宮少年合唱団第56回定期演奏会のために書かれた作品。小さな生き物たちのユーモアあふれる姿を歌にしたもの。2018年3月24日初演。
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ことばあそびうた風で短いがステージ向けに使うだけでなく、音程や音階の練習曲集としても使える。全3曲。(出版社サイトより転載)
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つたえたいことがあります/自由/脱皮/勇気の理由/まなざし/ひとりで立つ/見えてくる/与えることと受けとること/私という存在
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2019年2月、「うたびと“風”のつどい(寺嶋陸也作品コンサート)」により委嘱初演。「いのち」をテーマに、自分や他者の「いのち」の重さを感じ、
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それを見つめて生きようとするものたちを応援する芯の強い作品。ユニゾンと二部合唱から成る。全9曲。(出版社サイトより転載)
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美しい《日本語の歌》を深める『2019年第3回グラントワカンタート』の「フレンドシップコンサート」合同演奏曲として作曲された作品。
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二部合唱で書かれており、混声・女声・男声のいずれの編成でも歌うことが可能である。ピアノ伴奏付き。(出版社サイトより転載)
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作曲家は詩からどう音を紡いでいき、強弱やフレーズ感などを導いていくかを歌い手に考えてもらおうというコンセプト。2019年5月開催の「第29回コーラスワークショップ(主催:全日本合唱連盟)」の講習テキストとして作曲された二部合唱版。そして今回の出版に際し、新しく書き下ろされた混声四部合唱版の二つのバージョンを収録した。両バージョンともピアノ伴奏付き。(出版社サイトより転載)
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●定番!! 昭和あたりのヒットソング 混声合唱ピース「クリスマス・イブ」
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1983年の12月に発売された山下達郎のシングルで、誰もが知る日本のクリスマス曲の定番中の定番。
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この曲を耳にするとせつない思い出がよみがえる人もいるのではないだろうか。
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シンプルな中にもしっかりとした混声四部合唱で、オプションでスレイベル(鈴)を使い、クリスマスらしさを清らかに演出している。(出版社サイトより転載)
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【4】レンタルスタジオのご案内 ────────────
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京都御所の緑を窓越しに望む音楽スタジオ 『コーラス・カンパニー 音楽スタジオ』
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コーラス・カンパニーのスタジオのことをよく知っていただくために、トライアル・キャンペーンを企画しました。
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★★トライアル・チャンス その1 30分無料トライアル★★
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期間中ご希望の30分間を無料でご利用いただけます。
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https://forms.gle/CztpMYPdfZE9HSio8
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※無料でのご利用は、お一人様(一団体)につき一回限りとさせていただきます。
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※ご希望に添えない場合もございます。あらかじめご了承ください。
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※スタジオの空き状況につきましては、お電話またはメールにてお尋ねください。
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★★トライアル・チャンス その2 区分貸しトライアル料金★★
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通常料金より断然お得でご利用しやすい区分料金を設定しました。
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10:00~13:00 (平日5,000円+税 / 土日祝8,000円+税)
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14:00~17:00 (平日5,000円+税 / 土日祝8,000円+税)
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18:00~21:00 (平日8,000円+税 / 土日祝8,000円+税)
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※ご希望に添えない場合もございます。あらかじめご了承ください。
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※スタジオの空き状況につきましては、お電話またはメールにてお尋ねください。
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※期間中は何度でもキャンペーン価格にてご利用いただきます。
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※期間中はピアノをはじめすべての備品が無料でご利用いただけます。
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https://forms.gle/K3AzuKE11Uq4YnZa8
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コーラス・カンパニーの音楽スタジオってどんなところ?
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JR京都駅より地下鉄で約10分 今出川駅より徒歩3分
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演奏会後のレセプションにも最適 飲食の持ち込み、ケータリングも可能です。
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30分単位でご利用いただけます。早朝・夜間のご利用にも相談に応じます。
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壁面鏡、プロジェクター、マイクなどがあるので講座や会議など音楽以外のご利用にも。
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[利用可能時間] 10:00~21:00 ※時間外のご利用にも対応いたします。
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